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【子連れで海外滞在!ステージ1】総コンの海外駐在ワーママに聞いてみる!

どうも、まゆみっこです。
前回記事の続きです。夫とも子連れでワーママをやることに遂に合意を得た私。実際うちの総合コンサルティング会社にも海外事務所もあるのですが、そこで活躍するワーママに、駐在ワーママの状況を聞いてみました。

結論としては、想像以上にハードワークだった。コンサル×ワーママ×海外で働くなら、相当な覚悟が必要だろう・・。ワンオペがこれにつくと、限りなく無理ゲーに近い。

いくぜ!駐在ワーママの熾烈な戦いだ!


事前情報:ワーママの状況

事前情報として、今回インタビューしたワーママの方はこんな方でした。

・ママ:管理職層のママ。フルタイムで勤務。
・パパ:同じ会社で同じ海外現法に駐在。同じく管理職
・お子さん:未就学児1人、小学生1人
・その他:祖父母などは同行なし。メインのヘルパーさんが1人。


まずは海外現法にてバリューを出すことが大前提

まずは、何しに海外現法来るんだっけ?どんなバリューが出せるんだっけ?会社がお金を払って本社から送り込む人材なんだから、まずは自分の強みを発揮して、海外現法に価値を残せる人であること。それが前提です。

冒頭ばしっと言われました・・。
その通り。ぐうの音も出ない。私がそれに足る人間かは分からないけど、まぁなんとなく分かる。漠然とですが、こんな人が海外現法で活躍できるんじゃないかな?

・語学は勿論のこと、社内・社外の人間と細やかなコミュニケーションが取れる人(もっというと、リーダーシップを発揮して引っ張っていける人)
・自分のランクに留まらない仕事の幅を広げられる人
・新たなビジネス拡大のチャンスのアンテナを張り、ビジネス拡大を実行できる人


ワーママのワーキング状況

そして働き方の状況ですが、インタビューしたワーママさんは、とかくパワフルな人でした。そして一言。本社で働くより数倍忙しくなるので、覚悟してください。(以下、大事なところは太字です)

・当たり前の話だが、海外現法なので、リソースや規模感は本社より縮小される。結果、管理職は管理職の仕事だけに留まならない。プレーヤーとしても存分に働く必要あり。
・リソースがいないってことは、仕事に穴を開けられないということ。
・本来業務に加えて、規模感が小さい故、分野横断的な仕事の仕方や、セミナー・研修等、仕事が倍増し、手を動かす必要あり。
(その方が勤めている)海外現法に、時短とか在宅勤務制度はなし。←これに一番の衝撃!
・管理職であれば自分の取りたいプロジェクトの案件をある程度取捨選択できるけど、コンサルのプレーヤーで行くなら、地方勤務もざらにある。案件数は本社より少ないので断る選択肢はなし。管理職でも、日帰りで首都⇔地方を飛び交う日がそれなりにある。

聞いた瞬間、在宅制度がないのは結構厳しいな・・・と感じました。では、子どもはどうやって育てながら仕事をしてるの?熱の時は家で仕事ができないの?


ワーママの子育て状況(シッターさん)

ワーママの子育て状況ですが、聞いてみるとツーオペ&シッターさんでやりくりしているそう。

シッターさんはワーママには超重要なリソース!シッター事情を制するべし!さて、シッターさんはこんな感じで雇っているそうです(大事なところは太字です)。

・シッターさんはシッターを探すサイトが今はあるが、その方はツテで紹介してもらう。
シッターさんは、事情により、ある日突然その日で辞めてしまうことがある。どんなに交渉しても翌日やってこないこともざらにあるので、リスク回避で2人は雇っておいたほうがいいだろう。
・基本現地語しかできないシッターさんが多い。
・日本食が作れるシッターさんがいればこの上ない。でないと、東南アジア独特の辛口ゴハンor屋台が子どもたちのゴハンになり、食べられないケースも。
・シッターさんは半日でだいたい日本円で5~6万だったかな・・。
・シッターさん同士の裏ネットワークもあるので、急なお願いには裏ネットワークに詳しいベテランシッターさんがよい。(シッターは高額日雇いなので、本業を休んででも単発で来てくれるケースもある)
ヘルパーも、どうしても確保できない場合もある。そのその方はツーオペで「なんとか」やりくりできているけど、ワンオペはかなり難しいだろう。帯同者はいたほうがいよい。

私もカンボジアで1年働いた頃は、シッターを雇っていました(部屋の掃除と洗濯)。が、やはり現地語しか話せないシッターさん。

トイレのタンクが壊れてトイレから水が放水状態になっても、カンボジア語で事情を説明できなかったのを覚えている・・。急に辞めちゃうケースも分かるし、シッター同士でたまり場の家でのんびりサボっているケースも知っている・・。


ワーママの子育て状況(通園通学・病院・住居等)

さて、次は大事な生活エリアの話。保育園の通園は特にどうやっているの?が3歳児・4歳児を持つ私にとっては最大の関心でした。

保育園の通園
・インターの保育園に通っている。バスか直接登園かを選べる。その方はバス。
バスは都市部は渋滞がかなり肝!渋滞に合わせた時間にバスがやってくるので、住んでいる場所によっては相当早い時間帯に子どもを送り出す必要がある。
できるだけ職場・保育園(学校)・住宅の近い場所を探すのが必要。予めリサーチしておくこと。
・熱が上がったら即お迎えは海外も同様。仕事を切り上げるか、シッターさんにお願いする必要あり(シッターさんが業務時間外なら自身でお迎えにいく。在宅勤務制度はないため、仕事は強制終了)。
病院事情
・東南アジアは行った人がいればご存じのとおり、日本人はしょっちゅうお腹を壊す。小さいお子さんがいれば、日本にいる以上に、発熱・体調不良にみまわれること間違いなし。
・自身も漏れなく体調不良に見舞われる。
住居事情
・こちらも上記のとおり、保育園・学校・職場となるべく近い場所にすべし。
・東南アジアはベランダがない、窓に落下防止バーがないなど、安全面はかなりされていない。2階か3階など低層階を強くお勧めする。

東南アジアあるあるですね・・。特に渋滞事情はかなり抑えておくべきポイントかも。


結論:小さい子どもをもつワーママ×ワンオペ×海外は相当ハードル高い

というわけで、下記のことが見えてきました。

(1)小さい子どもはよく発熱&体調が崩れる
→在宅勤務制度はないため、仕事は強制終了。が、仕事に穴は開けられない。
(2)仕事は倍以上に忙しくなり、地方出張もざらにある
→ヘルパーさんに頼むとしたらフルタイム×2名。私が1日中いなく、ヘルパーさんだけが子ども2人の面倒をみる状態になる。
→ヘルパーさん頼みも難しいので、帯同者はいたに越したことはない。(が、両親・義両親ともに共働き状態。帯同不可。)

正直無理ゲー甚だしいわ。
私のやりたいことはそうじゃない。子どもと一緒に多文化・多様性を感じながら一緒に育ちたいので、全く子どもと触れ合えず、ヘルパーさんが乳母替わりで私は終日仕事になる働き方は、今は限りなくノーだなと悟りました。

うーん、そういえば、最近海外ノマドとか増えてるけど、あぁいう働き方だったらどうなんだろう?その場合、観光ビザになるけど、保育園とか預けられるんだっけ?

次回はそのあたりも深堀していきたいです。
まゆみっこでした~!

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