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8月こども食堂

 今月は、楽しみにしていた夏祭り風こども食堂。
 市内で今までと桁違いの陽性者の増加で、先月からお知らせはしていたものの開催をどうするのか、悩み夫婦で何度も話しあった。
1家族でも、1人でも来てくれたら開催すると決めたが、予約していた方々は全てキャンセルとなった…。

 開催2日前のことだったので、バタバタと当日の支援品を持参予定の方や、ボランティア方に連絡。事情を説明してお断りした。
 すでにいただいていた支援品は、今回は陽性者のいるご家庭優先でお配りすることにした。公式ラインでも、中止の連絡と共に、陽性者が出てお困りの家庭はご連絡ください。と加えた。
 公式ラインを通じて連絡をいただき、ほんの数件だけど、お届けすることができた。

 中止になったことは、意外とショックではなかった。
以前も、「感染者が増えているので今回は遠慮します」といったことがあったので、想定していたからかもしれない。私たちの目指すこども食堂の支援は、食事を提供するということだけに重きをおいていないからかもしれない。

一緒に食事して、話す、遊ぶ、一緒の空間、場所にいる、一緒に時間を過ごすということはとても大事だと思う。そのおかげで今の信頼関係も築くことができた。じゃあ、それができなくなった時、何ができるのか。

 支援者の方々のおかげで、開催はできなかったものの、必要とされている方へ支援品を届けることはできた。数人であったが、困った時に、困っていると言える場所になれた。少しでも支援できた。中止になったことよりもそのことがとても嬉しい。
どうしようとパニックにならず、ガッカリするだけじゃなく切り替えられたのが良かった。

人は一緒に居られない時の方が、相手を思う気持ちが増える、育つ。当たり前でないと実感するから。

今、私たちにできることは何か。これからできることは何か。難しく考えず、楽しみながら続けていこうと思う。


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