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父娘お散歩日和

日曜日の朝7時。
父と2人で歩く駅までの道のり。
静かで、少し、ひんやり。

電車に揺られ、たどり着いたのは、西武池袋線にある飯能駅。
かつてマラソン大会で宮沢湖に行ったことを思い出しながら歩いていると、右に左に、昔懐かしレトロなお店が並ぶ商店街。
まだ早い時間だったため、ほとんどのお店は閉まっていたけど、昭和にタイムスリップしたかのような街並みに心が躍る。
個人的に、「飯能織物協同組合事務所」の外観に一番ときめいてしまいました。
写真撮っておけばよかったなと、少し後悔。

そこからてくてくと、川沿いを歩いたり、大きな公園の横を歩いたりしながら、まず一つ目のメイン「天覧山」へ。
ひたすら階段の上り道。ここが一番きつかった。
あっという間に頂上へ。
思い返せば、小学校の遠足で一度登りに来たことがあり、25歳にもなってしまった私にとっては、少し物足りないなと思いつつ、まだまだハイキングは始まったばかり。
天覧山を下りて、高麗峠へと向かいます。

高麗峠には、二つ目のメイン「奥武蔵自然歩道」という自然の中の散歩道。
木に囲まれた道を、虫や鳥の鳴き声、川の音を聞きながら歩く。
悩みも不安も忘れられる、至福の時間でした。

そして、最後のメイン「巾着田」へ。
巾着田と言えば、曼殊沙華。
真紅に染まる世界を期待していると、

あたり一面の緑。
今年の見ごろはすでに終わっていたようです。


曼殊沙華は見れずとも、秋桜は見れました。

3時間のお散歩は終わりを迎え、高麗駅にて、コンビニで買ったネギトロ巻きを頬張りながら待つ電車。
田舎だから、30分に1本。
ゆったりとした時間に、また癒されます。

父と二人でのお出かけは、少し新鮮で、穏やかで、楽しくて、いい時間でした。
こんな休日もいいな。

また誘ってね。

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