夜ご飯早いのはマジでダサいと思っていた
大川家では私の幼少期、夕飯の時間は18時~18時30分であった。
今でこそ共働きなものの、母は結婚と同時に会社を辞めていて、当時専業主婦だったからだ。
17時頃からおなかすいたな~と思い始めて、ただ夜ご飯の前にお菓子を食べると怒られるため、そこをなんとか我慢して18時を待ち構えていた。
それが当たり前だと思っていた。
だが、そんな幼少期の私の価値観を揺るがすような出来事が起こる。
当時、同じマンションに住んでいた友達との何気ない会話の中で、
「夜ご飯が20時~21時の家庭もある」
ということを知ったのだ。
というかむしろ、周りは共働きの家庭が多くて、そっちの方がマジョリティだった。
それを知った時の私の感情は、
か、かっけえ、、、、
(アホ)
そこから私は我が家の晩御飯の時間が18時であることをひた隠しにするようになった。
まゆちゃんちは何時に晩御飯食べるの~?
ん~?7時半くらいかな?うちちょっと早いんだよね(笑)
見事である
晩御飯が遅いことの何がかっこよかったのか。
大人みたいでかっこよかったんだろうか。
あるいは空腹を我慢しているのがかっこよかったのだろうか。
分からない。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?