18歳から視覚支援はじめました③〜母子分離〜


わが家は母子分離が曖昧です。

夫婦で一泊旅行して、ひとりで留守番します。
何をするか何を食べようか自分で計画し
不安がる事も電話が掛かってくるもなく過ごします。

ですが、一緒に居るとひとつひとつ確認してきます。


困らないようパニック起こさないよう
先読みし声掛けをしてました。

中学以降それをやめ、
こちらは待ちの姿勢をとりました。

葛藤しながら、失敗しながらこうしたらいいを
息子自身が見つけていき声掛けの数はぐんと減りました。

それは大きな成長で親子で頑張りました。

そうではありますが、最後のOKは私に委ねます。

なので私の言葉にすごく反応します。



口頭のやりとりで過ごしてきたことと、
私の行動が、声掛けをするしないの二択で
横で見ているのが当たり前になっていたから。

最後のOKを私がするから責任は私になります。
そう「お母さんがそう言ったから」です。

それまで全部自分で考え行動しても
最後「いいよ」の一言でそうなります。


息子の好きなものはプログラミングとお菓子作り。

その2つはお母さんは何も知らないで通しました。

何度も聞いてきても「分からない」だけ。

するとネットで調べ文字では想像できないのは
YouTubeで探し、自分でできるように考えます。

お菓子作りは材料が余らないように
余ったら賞味期限内にどう使い切るか
調べまくって綺麗に使い切ります。

責任がうまれてます。



好きな2つは好きだからできると思ってた。

それは大前提であるけど
私が手出し口出し顔出ししないから身につけたもの。

普段の何気ない生活の中が
お菓子作りでやってる行動のように
一泊ひとり留守番のように
分かるけどできるけど、分からなければ自分で何とか。

そうしていけるように
家族の言葉(口頭)でなく文字として
文字から最後まで自分で決めるがわが家にとって大事。

自分で、選択、行動、責任は人権を尊重する。



子どもと会話ができるようになり視覚支援をやめるご家庭が多いと聞きました。

私たちもスケジュールを分かってはいても
スケジュール帳を確認し安心しますよね。

もしスケジュール帳が真っ白だと心落ち着かない。

分かっているけど確認する。

あって当たり前が不安が減りストレスが減り
困った行動が減り、次の事が考えられる。

声掛けするとできる事が増えるが
待つ事も覚える。


将来に向けての今でなく
今の積み重ねが将来になる。

見守るって何なのか考えるきっかけになりました。

つづく。

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