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「りんごだんだん」

Noteにも、度々記事にしたことがありましたが、毎月、近隣の小学校2ヶ所に絵本の読み聞かせに伺ってます。ボランティアです。

きっかけは、自分の娘たちが小学生の頃、
何か、子どもたちの為にできないかと思ったのと、ママ友の死をきっかけに、自分の子どもたちも、その子も見守っていきたい気持ちが強くなり、参加することにしました。

小学校によって、絵本の読み聞かせボランティアは様々で、PTAの方々が行なっているのが多いようなんですが、うちの娘たちの小学校は、人数が足らず、有志といいますか、地域で行なっている感じです。


とはいっても、私は保育士の資格を持っていたり、本屋さんで働いていた経験がある人、図書館で働いてる方、学童保育の先生、元PTA役員の方、お子さん・お孫さんがその小学校に通っている方等々、本か子どもに携わっている方が多く、活動しています。


子どもたちの為に…と始めた読み聞かせボランティアでしたが、気がつくと、私の方が元気をもらうことが多く、子どもたちの反応から学べることもたくさんあります。


だいたい、2冊くらいずつ読んでいて、他にも色々読んだのですが、

図書館の方→ボランティアの仲間→私というふうに紹介してもらった本が、すごくシンプルだけど、中学年(3〜4年生くらい)の子たちの反応が良かったので、紹介します。

「りんごだんだん」

という絵本です。
りんごが、はじめは美味しそうなものだったのですが、どんどん日がたつにつれ、痛んでいくのが写真で紹介されています。

絵本の下の方には、何日後のりんごなのか日数が書いてあり、

子どもたちは、写真を見て、
「えー!!」
「何日目?それって何日目?」
「どうして?どうして?どうしてそうなっちゃったの?」
と質問・疑問がたくさん出て、たぶん私、1人の力じゃ、処理しきれてませんでした(笑)

なので、可能な限り、クラス全体に、話聞いてるよというリアクションをしたり、目を合わせる努力をするなど、必死で読みました。


そして、最後に
「たぶん、ここまでりんごが傷んでしまうことはないと思うけど、そうなる前に美味しく頂こうね✨」とふわっとした声かけで読み聞かせを終わりにしました。(その前に、もう一冊読みました。)

夏休み前だったので、興味を持った子が保護者に内緒で何かの食品を腐らせる自由研究とかやってたらどうしよう💦という不安もありましたが(笑)


読み手もおもしろく、子どもたちの探究心をかきたてたり、物事の推移を知るなど、短くシンプルな絵本だけど、すごく良かったです。




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