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安定して自立したいと思うけど、なかなか難しくてちょっとセンチメンタルになった、深夜4時。

「自立したい」――学生の頃からずっとそう思っていた。

人に頼ったり、何かに頼り切る人生は、自分を不安定にさせてしまうから。
それに、帰れる実家も、頼れる友だちもいない。
物理的に、ひとりで自立していくしか道がないのだ。

大学を出てから新卒で就職し、すぐひとり暮らしを始めた。
ひとり暮らしをしてはじめて、出ていくお金の多さには驚いた。
でもそれから4年間、なんとか自分の稼ぎで暮らしてきた。

会社で働き始めてから、徐々に気持ちが不安定になっていった。
出社前の異様な緊張に、組織に馴染めない自分に、仕事のプレッシャーに、早く上達しなきゃという焦り。

だんだんメンタルが不安定になって、過食に陥ってしまう日々が増えた。
会社帰り、無心でフードコートに行って、無心でたくさんのものを食べて、泣いて帰った日のことを今でも覚えている。

収入は安定しているのに、心が不安定で、いつも消えたくて逃げ出したかった。

心の不安定さは、会社を続けられないかもしれないという恐れに繋がって、とにかく自立して生活しなきゃと思う私は、常に不安と隣り合わせだった。

世の中では、正社員で働くことが安定と言われている。
でも、私にとっては、それが逆に不安定さを増していたと今になって思う。
世の中の言う『安定』は、必ずしも自分に当てはまるものとは限らないのだ。

それから、2社目の会社に転職した。
組織が苦手だから、なるべく自分だけで作業できる仕事を選んで、在宅勤務ができる職種に転職したのだ。

新卒で入った会社は営業色が強めだったから、その会社よりはずっと働きやすかった。

そこでは、一生懸命に夢中で仕事を頑張った。
はじめてそれなりに仕事を任せてもらえるようになったし、ここで私ははじめて、本当の意味で成長できたと思う。

でも、やっぱり会社は会社だった。
何だか合わないし、とにかく馴染むことができないのだ。

転職してから3年間。
仕事は好きなのに、とにかく組織に馴染めなくて辛かった。
私は社会不適合者なんじゃないかと、何度も思った。

転職して2年ほど経った時、このまま会社だけに依存していることへ危機感を感じて、副業でWEBライターを始めた。
実はこれが、今の仕事をはじめたきっかけ。(^^)

初めて自分の力で仕事を取ってきて、はじめて会社を介さずにお客さんと取引をしたとき、緊張と不安でいっぱいだった。

だけど、納品物が評価されたとき感じた嬉しさは、会社で仕事をしてお礼を言われたときのそれとは、全く比べ物にならないものだった。
達成感もすごくて、心から嬉しかった。

実際、嬉しすぎて本当に泣いた。笑

それから1年後、私は会社を辞める決断をした。
その時の私は、ただ会社から距離を置きたい一心だったのだと思う。

現在は、そのままライターの仕事をしているが、正直今はお金が厳しい。
会社員時代の貯金は多少あるけど、少しずつ減っていく日々。

だけど、また会社に就職する気にはどうしてもなれなくて、今はこのライターの道を極めてみようと決意しているが、なんだかずっと終わりが見えなくて、途方に暮れることもある。
新卒で働き始めてからずっと、余裕ないなー。ってね。笑

会社を辞めてから、前より気持ちは安定した。
これは、本当に良かった。

だけど、生活するにはお金が必要。
ちゃんと安定して、自立した生活がしたい思いは、今もずっと変わらないのに、それがなかなか難しい。

少しでも自分らしく進めるように、方向転換はしてきた。
だけどまだ、私が望む、安定して自立した生活ができない。
お金が尽きれば、それまで。

正直、社会で生きるのしんどいな…って思うこともある。

でも、しんどいからといって誰かが助けてくれるわけでもないのだ。
この資本主義社会のシステムから、自分だけ離脱することもできない。

結局は、自分で何とかするしかないのだ。

先は見えないけど、今やれることをやり続けるしかないんだろうなと思う。

これから先どうなるかわからない。
でも、やれるだけやってみようと思う。

後で振り返って思い出したときに、あんな時もあったなって、笑って振り返ることができるようになっていたらいいな。


とかいいつつ、気づいたら明け方の4時半。Σ(゚∀゚)
なんだか眠れず、Noteにふけったとある日でした。笑

ではまた(^^)

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