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カザフスタンで警察に止められた(2023年6月21日)

こんにちは、車でユーラシア大陸を横断してアフリカを目指しているまよりこです。

【これまでの経路】日本→韓国→カザフスタン

2023/6/21: Almaty, Kazakhstan→Taraz

今日はアルマティを観光しようと思ったけれど、車の渋滞がひどく夫が乗り気でなかったので街の中心にある市場グリーンバザールだけ観光。
市場には生鮮食品から雑貨まで取り揃えていて、海外のよくあるバザールという感じ。強引な客引きなどはなく、穏やかな雰囲気。
中央アジア特有の大きくてまん丸のナンや、たっぷりフルーツを購入してお昼ご飯に。

フルーツはどれも綺麗に並べられている

そこから今日はひたすら車を走らせます!

走り始めにガソスタに入って給油。
店のおばさんが砂埃まみれになった車の窓をきれいに拭いてくれた。
こちらはこれまでチップ文化はないと思ってたが、最後にチップを頼むような仕草をされた。私は現金を持っておらず夫が店内で支払いを済ませるのを待っていると、夫はチップのことに気づかず車を出発させてしまった。
「あ、今チップ…」
おばさん、わざとじゃなかったんだ、ごめんね😭

シムケントまでの走行距離は680km
想定時間は7-8時間!

中央アジアの刺すような日差しを浴びたり、スコールのような雨に降られたり、途中舗装されてない道をゆらゆらと走ったり、幾度も登場する故障車や、羊や馬の群れを眺めたり…
やっぱ世界って大きいよね…旅をする度に忘れていたことを毎度思い出させられる(遠目)。

雨の降る中、ひたすら何もない道を走る

シムケントを目指していたけど、到着予定時刻9時半頃とけっこう遅かったので、手前の未知の都市Tarazに車中泊することに。

Tarazの広場からパシャリ。夜はライトアップされます

ショッピングセンターで夜ご飯を食べようということになり、車で向かっていると、警察の車があとからついてきて、音を鳴らして私たちの車を引き止める👮
旅を始めてはじめての警察、そして色んなトラブルや手口の情報は聞いているので、緊張感を持って夫が窓を開けた。
警察官二人と夫が握手を交わすと、「観光客か?」と一言。
「そうだ、カザフスタンはすばらしい、この国が私たち大好きだ😀」と処世術的に伝える。
ウズベキスタンとかヨーロッパにもいくのか?と聞かれたり、この先には何もないぞ、とよくわからないウソをつかれたり、怪訝そうな顔で色々聞かれたが、最後に「私たちはショッピングに行きたいんだ😀」と楽しそうに話すと、なぜか硬い握手を求めてきた。

いったい何がしたかったんだろう。
口実を見つけて賄賂を求めたかったのか、暇だったから物珍しい外国人を引き止めてみたかったのかな。

夜ご飯はファストフード寄りの味付けのラグマンと焼きうどん。
店員のお姉さん二人に夫はなぜか日本語で話しかけて注文してます。
お姉さんたちは笑いながらも面白がってくれて、不思議なものでだんだんお互いの意思が通じ合ってました。

ラグマン
ショッピングセンターのフードコートにはなぜかアイススケートが笑

今日はパン屋であったおじさんが案内してくれて見つけたホテルの前で車中泊。私にとっては初めての車中泊なのでちょっと緊張🥺

明日はシムケントに向かいます!

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