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アゼルバイジャンのTHE観光客向けレストランで気分をあげてみる(2023年7月15日)

こんにちは、車でユーラシア大陸を横断してアフリカを目指しているまよりこです。

【これまでの経路】日本🇯🇵→韓国🇰🇷→カザフスタン🇰🇿→ウズベキスタン🇺🇿→カザフスタン🇰🇿→アゼルバイジャン🇦🇿

2023/7/15: Baku

アゼルバイジャンバクー、2日目の朝。
ジョージア行きの列車ルートがだめになってしまったので、明日の夕方のフライトを取った。

もう少しここにいても良いかなとも思ったのだけれど、昨日の日記に書いた通りなんだかこの町にいても気乗りしなかったので、早めに場所を変えてみることにした。
きっと次違うタイミングで来たらこの町がもっと大好きになれるかもしれないな。

今日は、何をしよっかな。
気乗りがしないからホステルにこもってもいいけど、むしろめちゃくちゃド定番観光旅に徹してみたら、何か変わるかも?

というよくわからないロジックの思考で、昨日の散歩で見れなかったバクーの観光地をなんとなく回ってみた。
アゼルバイジャンの伝統的な織り方・デザインのカーペットを展示する絨毯博物館、世界初の油井がのこる場所、オイルマネーで潤ってきた町であることを思わせる巨大でモダンな複合施設ヘイダル・アリエフ・センターなど。

絨毯博物館
嫁入り道具もおしゃれ


1846年世界初の工業油井
19世紀につく割れていた、オイルを運ぶための白樺合板のパイプ
ヘイダル・アリエフ・センター
ヘイダル・アリエフ・センターからの景色


バクーはバスや地下鉄が比較的整っているので、動きやすいなぁ。
やっぱり現地の公共交通機関を使いながらの旅は、町の人を観察できるので面白い。

一通り見たいと思っていたところは最低限見れたので、旧市街でお土産をぷらぷら買いながら歩いていたら、少しこの町に慣れてきた気がした。

よし、この調子でTHE外国人観光客が行きそうなレストランに行ってみよっかな。
Dolma Restaurantという新市街にある地下レストラン。
中は素敵な内装で、ウェイターも「Yes, ma’am」「What would you like to drink?」「Enjoy your meal」とか、営業スマイルで比較的きれいな英語で話しかけてくる。

外観
店内
Piti
Pitiをマッシュ
Qutab

まずは、Qutabというご飯系の具が入ったクレープのような料理
生地の中の具はお肉や野菜など色々あるみたいだけど、ここは定番に徹してお肉のを頼んでみる。
薄く平たな半月型のクレープみたい。
子供から大人まで誰でも食べられるシンプルさ。

お次は、アゼルバイジャンの定番料理であるPitiという壺に入った羊肉やひよこ豆などが入ったボリューミーなスープ
店員が壺の中の具をマッシュしてなじませて、サーブしてくれる。
付け合わせにはハーブがかかった玉ねぎがついてきた。
食べ方を聞いてみたら、そのまま食べても良いし、スープに入れても良いというので、おすすめのままにどちらも試してみる。
うん、重めだけど濃厚でおいしい。

飲み物は、スパークリングウォーターが2種類あったので違いを聞いてみると、一つは炭酸強めというのでそちらを頼んでみた。
うん、ヨーロッパの炭酸水は日本で売られているのと違って、ちょっと気が抜けたような微炭酸の水が一般的だけど、頼んだのはより日本の爽快感のある炭酸水に近かった。

デザートまで行きたいと思っていたけど、Pitiの脂身でおなかが苦しくてしょうがなかったのでギブアップ。

西欧的なスタイル・サービスのレストランで気持ちの良い接客を受けて、自分の体と思考にここは素敵なヨーロッパなんだよ!とたたきこむことができた気がした。

苦しいおなかを抱えながらホステルでのんびりしていたら、なんか体がチャージされてきた!

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