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(また)ワインとチャチャとチーズに酔いしれた日(2023年7月18日)
こんにちは、車でユーラシア大陸を横断してアフリカを目指しているまよりこです。
【これまでの経路】日本🇯🇵→韓国🇰🇷→カザフスタン🇰🇿→ウズベキスタン🇺🇿→カザフスタン🇰🇿→アゼルバイジャン🇦🇿→ジョージア🇬🇪
2023/7/18 Tbilisi, Georgia→Sighnaghi・Kakheti region(日帰り)
昨晩、ワインを飲んだ幸せムードで、よしワインをとことん楽しむぞと、思い立って普段はあまり予約しないツアーを予約してしまった。。。
行きたかったSighnaghi(シグナギ)という町と、ワインが有名なSighnaghi含むKakhetiエリアのワイナリー巡りがセットになった現地ツアー。30ドル台とこの国はツアーも安かった。
私はワインを飲むと判断能力が鈍るので、ツアーにしても良いよね、ということにしておこう。
朝8時半に待ち合わせの場所まで地下鉄で向かう。
こちらの地下鉄はかなり深いところにあってエスカレーターがかなり長いのだけど、エスカレーターに座っている人が結構いるので最初見た時は驚いた。
ちょっと汚くて私はやりたくないな。。。。
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ツアーは十数人くらいで安いツアーにしては少人数な方で安心。
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まずはBadiauriという村のベーカリーで、ジョージア式のパンを作っているところを見せてもらう。窯にぺたっと貼り付けている。ウズベキスタンで見たナンと似ている。
出来立てのパンと、チーズと、朝からセミスイートの赤ワインをいただく。
朝から少しのワインを飲むのはジョージアでは普通とのこと。いいなぁ。
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次は、シグナギから2キロ離れたところ、1700年?以上前にアルメニアやジョージアにキリスト教を伝えた、聖ニノという女性のお墓があるというボドベ修道院。
ジョージアは国としてキリスト教を認めた3番目の国だそうで(1番はアルメニア、2番はエチオピア)、聖ニノは当時の首都だったムツヘタに行き、ミリアン国王にさまざまな奇跡を起こさせて、王はキリスト教を国教として認めるようになったそう。
そこからこのあたりの東の地域まで、キリスト教の教えを説きに行ったそう。
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街並みや景色がとってもきれいな、シグナギに到着。
ジョージアの宴会の場では必ず、トーストマスターがいる文化だそうで。乾杯の発声者が気の利いたスピーチをしながら、飲みの場を仕切るのだそう。
トーストマスターはめちゃくちゃお酒を飲まなければいけないらしい。。。
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お昼は思った以上に豪華だった。
まずはツアーらしく、ハチャプリの作り方をおばちゃんが披露してくれる。ヒンカリやハチャプリをきれいにつくれると嫁入りできると言われているほど、家庭の大事な料理とのこと。
たっぷりチーズすぎて、さすがチーズ文化のジョージア。
お昼ご飯はかなり品数が多くて豪華!どれも美味しい。
はじめてのハチャプリもあつあつで美味しい。
そしてワインが飲み放題!!!
というか自分のペースで楽しんで飲みたいのに、ツアーガイドがどんどんみんなに飲ませてくるところがジョージアらしい。
先述したトーストマスターという役割を持ち回りでやることになり、乾杯の音頭を回していく。
トーストマスターはカンツィと呼ばれるヤギの角で作った杯にワインを注ぎ乾杯して、乾杯したらすべて飲み干すのが原則。飲み終わった証拠に杯をさかさまにして見せる。
そして、乾杯したみんなも、ワイン1杯を、ショットのようにみんなで飲み干すほすルール。
ワオッ、おそろしいww
お祝い事のときなど、普通に一夜で一人何リットルもワインを飲むのが普通だそう。
乾杯の掛け声はGaumarjos(ガウマージョス)!
私はだいぶ早くに酔い始めたので、手加減してもらう。
それでもツアーガイドはもっと飲みなよ~と進めてくるw
でも最高な気分~~!
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そのあとはさらに、チャチャという蒸留酒をいただく。ワインウォッカと呼ばれることもあるそうで、ワインを作った後のブドウの残渣であるポマースから作られる。
ショットで継がれた瞬間、アルコールの匂いがきつい。
強すぎて、小さい一口でごちそうさましちゃいました。。。
二日酔いの時は、ジョージアでは天然炭酸水を飲むのがよいそう。
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最後にワイナリーに二つ。
そういえばまだテイスティングしていなかったんだっけ。
もう十分飲んでいたので忘れていたw
ツアーの名前は7つのワインテイスティングって書いてあったから、物足りないくらいの量のワインを飲んで、あとは買ってね形式だと思っていたので、ジョージアおそろしいw
まずは、Kindzmarauli Corporation Wine House。
ジョージアの伝統的なクヴェヴリ製法を見せてもらう。クヴェヴリと呼ばれる素焼きの壺のなかでワインを醸造する方法で、マラニと呼ばれるセラー内の地中に埋められて作られる。
この方式はかなり手間がかかるらしく、ジョージアワインでも大半は、ジョージアのブドウをヨーロッパ方式で作っているものらしい。
このワイナリーでは、ジョージア式とヨーロッパ方式両方作っている。
ジョージア式は、発酵を途中で止めたりできないらしく、完全に糖分がアルコールに変わるので、すべてドライな仕上がりらしい。
一方ヨーロッパ式は、冷凍させて発酵を途中で止めて糖分を残すことができるため、スイートワインなども作れるとのこと。
また、ジョージア式は、ぶどうの種や皮まで使うので、白ワインはオレンジワインのような琥珀色なのも特徴の一つ(彼らはアンバーワインと呼んでいた)。
赤ワインではSaperaviサペラビと呼ばれるぶどうの種類、白ワインはRkatsiteliルカツィテリが有名らしい。私はサペラビのフルボディなでドライな赤ワイン気に入った。それ以外にも、サペラビのブドウを使ったやや甘口の赤ワインKindzmarauli キンズマラウリは人気らしい。
テイスティングは4種類で、赤・白のそれぞれドライ・スイート。私は赤のドライをたった14GELだったので購入してみた!飲むの楽しみだな~
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もうひとつ目のワイナリーは、トンネルの中にあるKhareba Winery。
かなり寒いw
かなり古いワイナリーらしく、トビリシの私の宿の近くにも店舗があるらしい。こちらで飲んだ3種類のワインは、かなり複雑な味やにおいのものが多くて、おもしろかった。
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それにしても、ワインテイスティングといいながら、どちらもわりとしっかりとグラスに注いでくれるw
私はずっと酔いながら、テイスティング。
ワインの国ジョージア、予想をはるかに上回る太っ腹なツアーでした。
別料金のランチも含めてこれで7000円程度。安すぎる!
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