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【書く習慣Day11】自分嫌いなわたしに本当に必要だったのは、受け入れることだった

いしかわゆきさんの本、『書く習慣』に影響をうけ、書く習慣を身に着けるべく、書くことを1ヶ月続けるチャレンジをしています。

今週は、仕事も私生活もめずらしく予定がびっしり詰まっていて、疲れたけど、ある意味充実はしてた。さて、久々になってしまったけど今日も書こう!


今日のテーマは「自分の嫌いなところ


自分の嫌いなところ


嫌いなところって何だろう。今までのわたしなら、A4用紙がびっしり埋まるくらい、自分の嫌いなところをたくさん書けた気がする。

でも、カウンセリングや依存症者の自助グループでの対話、noteに自分の素直な気持ちを書き出す作業を通して、最近はこう思うようになった。

自分を認められないところが嫌い。


自分より他人を優先してきた人生


下記の記事に書いたんだけど、今思えば昔から生きづらかったし、生活するうえで困り事(周囲に馴染めない、自分を出せない、最後まで集中できないetc.)があるのに、それらの対処法を見つけられないまま大人になってしまった。


「いつから生きづらかったっけ?」と疑問に思って考えてみたところ、どうやら、小学生の頃からではないかという結論に至った。


小学生の私は本当に周囲に馴染めなくて、友達は少しだけ居たけど、面倒ごとに巻き込まれるくらいならひとりで何かやってるほうがマシという、冷めたタイプだった。

また、「子どものために夫婦関係を続けているけど不仲さが隠しきれていない」感じの両親の様子を見て、子どもなりに仲を取り持とうとしたり、癇癪を起こして反抗してみたり、いろいろ不安定だった気がする。


まぁこんな小学生時代を過ごした訳だけど、「心にひっそり生きづらさを抱えたまま、今の今まで、自分の本心を無視し続けてしまった理由は何?」とさらに深堀りしてみると、またひとつ答えが出た。

自分より他人を優先し、他人からの評価=自分自身の評価 という考えに陥っていたから


「こうでないといけない」自分像を作っていた


今までの人生を振り返ると膨大な量になるし、それをひとりでやってのけるのも難しいと思ったから、絵にしてみた。

手元にPCがなかったし絵も上手じゃないから、とても令和とは思えないクオリティに仕上がってしまったけど、これだ。

*向かって左が、周囲に言われてきた言葉をメインに描いた「誤解されてるわたし」で、右が、「実際のわたし」


……うまく図式化できないのが歯がゆい(笑)


自意識過剰かもしれないけど、周りのわたしへの印象と、実際の自分は結構かけ離れているという点はわかっていただけるとおもう。


とはいえ、何が伝えたいのかわからない図になってしまったな……と思ったのもつかの間、自分でも意外な感情がポロポロとこぼれ出てきたので、印象的なものを書き残しておく。

***

  • ちゃんとしてると周りに思われてるなら、それを維持してたほうがきっと、家族が安心してくれるし、心配されずに済む。 

  • この狭い町を出ていろいろな考え方や価値観を知って、それから家族に向き合わなきゃ。家族が崩壊しそうになったら、長女のわたしが支えるべきでは。

  • せっかくできた友達や恋人との仲が悪くなってしまった。わたしが人付き合い下手だから?もっと相手のことをわかるようにならなきゃいけないのかな。

***

本来、まず大事にすべきは自分なのに、長年自分をほったらかしにして、他人ばかり気にしてきたことがはっきりした。

そしてさらに、周囲に口酸っぱく理想像を押し付けられた訳でもないのに、自分で勝手に、「わたしはしっかりしていなければならない」と足枷をつけてしまっていたようだ。


本来の自分の姿、弱みや苦手をひた隠しにして、馬鹿にされないように、自分の心に入り込まれたくない一心でごまかして、取り繕って何とかやってきてしまった。

わたしに最も必要だったのは【自分を認めて受け入れること】だったと、今ならわかる。


本来の自分を取り戻す旅を続けよう


数年前、自分自身の力ではもう人生どうしようもないという状態まで落ちてから、自分の心に真剣に向き合い始めた。「人生諦めたい」って思うこともまだあるけど、幸運な事に、まだ生きていられてる。

ふとした瞬間に、人を傷つけた罪悪感や、未来への不安がどば〜っとあふれ出てしまうこともあるけど、そんな部分もわたしの一部。

もういい加減、そんな駄目な自分も受け入れて、認めたよ。そうしたら不思議と、前より生きやすくなってきたよ。


最近のわたしは、「本来の自分はどんな人間か」を探す旅をしているような気がする。

自分の変わらないところ、変えられないところ、変わってしまったところ……丸ごと認めて、受け入れて、これからも先へ進もう。

こんなご時世だけど、人生まだまだ捨てたもんじゃない気がしてきたから。


この記事の読者さんも、自分らしさを大事にしながら、前に進めていると良いなと思うクリスマスだ。



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