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ロレーヌ地方に初霜が、、

ついに、冬が到来。

今朝の気温はマイナス3度まで落ち込み、初霜がおりました。最高気温も、もう10度まで行きません。7とか8とかそこら辺をうろうろする毎日です。

寒いと言えば確かに寒いですが、ヨーロッパの家の中は非常に暖かい。どの部屋に行っても暖かい。暖房機能が日本の一般的な家と違うみたいで、毎日眠くて仕方が無い。快適です。

では、外はどうなのか?じつはですね、風があんまり無くて、ただ空気が冷たいだけという感じなので、あんまり寒くない。というのが個人的な雑感。風がないの本当にいいです。これだけで、肌で感じる気温が全然違います。だから僕にとって、体感温度は気温ほど低くありません。

面白いことに、その日に木々は大量に葉を落としました。その日まで、風もないのでちょびちょびと葉を落としていた木は、その日が来た瞬間、一気に葉を落としたのです。朝の段階ではそこまで葉は落ちていなかったのですが、昼頃、霜が溶けてからというもの、木の下を見たら葉だらけ。驚きです。

また、霜が降りた初日は、一日中、霧が出て視界がとても悪くなりました。一日の平均は50M先も見えないような感じ。酷いときに限っては、1~20mくらい先でも危ういような感じ。これが一日続くので、世界が急に狭くなったような感じを受けました。

午後、一時的に1キロ先くらいまで見える時間があったのですが、いつもと同じはずなのにそれだけで感動。霧が強いだけで、なんか生きてる世界も狭くなったような感じがします。広い世界で生き、世界は広いっていう意識は、いつしか僕の常識になっていたのかも。なんかどこに行っても遠くが見えない、じぶんの居場所がわからない世界ってなんとなくもやもやする。

一寸先は闇かも。霧でその先が見えないから何もわからない。こんな不安が、僕を襲う。是対運転はしたくないなと思った。

いつもと違うことが起きると、なれてないのではらはらどきどき。この瞬間の感じたことって、この一瞬でしかないので、メモしておいた方が良いかな。

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