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10月中旬から始まる、欧州で住民の幸せを探しに行く旅の行程から考える。

10月中旬から、約3ヶ月、欧州に渡る。各地域、1〜2週間の間で回る予定である。今まで各地域に最低2週間は滞在していた僕にとって、今回はやや忙しくなりそうだ。そんなこともあり、行ったことのない街に関しては事前調査をいつもより念入りにしている。
予定は以下の通り、
🇦🇹グラーツ周辺→バットミッテンドルフ→🇫🇷パリ→🇪🇸バルセロナ→セビージャ→テネリフェ島→ビルバオ→🇫🇷バイヨンヌ→ルーアン→ロレーヌ→🇦🇹グラーツ周辺
約半分は今まで住んでいた街のその後を探りに行く旅で、もう半分が初めて行く街。(欧州で初めて島にもチャレンジ…)コロナ禍を経て数年、若者を取り巻く環境がどのように変化してきたのか/若しくはしていないのか、コロナ禍を欧州で過ごした私たちなりの目線で見てこようと思っている。
オーストリアでは、以前から関わりを持っていた3つのユースセンターの最近を伺いにいきながら、それぞれ何日か滞在してみる予定である。特にグラーツエリアでは、若者に関わる職に就く方々、学んでいる最中の学生と前回の旅で知り合うことができたので、彼らのリアルの声をさらに集めてこようと思う。前回は感動で終わってしまったところを、今回は細かい表現まで、記録として残していきたい。客観的なリアルを残せるように努めたい。
南方面、特にスペインは初めての街ばかりを巡るため、最近の遠隔の調査ではそこが主になっている。ユースセンターから「若者の家」と呼ばれる自主管理の場まで、オンライン上で集められる情報をできる限り突き詰めている。現在、5箇所ほど痺れそうな場所を見つけたものの、現地にいないで現地のことを知ろうとするのは限界があり、現地住民にどのくらい愛されているのかは、ネット上ではなかなか判断できないことがわかった。自分の感覚、これが使えるのは現場を見てこそらしい。できる限りすんなりと自分の感覚にヒットするものを現地で探し当てるために、候補群を一生懸命集めている。
自分の感覚はどこにあるのだろうか。僕が特に興味を持つ、「若者の自由時間の偶発的学びを育む活動」「若者の社会参加や自治意識」「多世代交流と若者の存在」「若者が作る文化」そこら辺や、それらの交わりなんだと思う。なぜ若者に注目しているのか。自分が若者の1人ということもあるが、自分のいま住む地域の一般論として、社会教育的活動により携わっていないのは若者世代だと思われやすい実情がある。生涯学習を考えてみても、自立が始まる若者時代に自由な学びの機会をそこなえば、その後へつながる可能性も少なくなる気がする。何よりも、若者が無意識的で過度なストレスがなく、生きがいを感じられる社会とは如何なるものなのか、そこら辺を欧州と比較することで、僕ができる活動の道筋が見えてくるような気がして、、より深掘りしようとしている。
若者が楽しそうな街は、皆が幸せそうだった。
高齢者の方々が幸せそうな街は、皆が幸せそうだった。
子どもが幸せそうな街は、皆が幸せそうだった。
親が幸せそうな街は、皆が幸せそうだった。
誰か1人に独占されている地球じゃないのだから、皆で共有することで幸せを感じられるのだと思う。



欧州で、私たちをホストしてくださる方、大変お世話になります。よろしくお願いします🙇‍♀️🙇‍♂️

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