20191208 KINEMAS韓国3日目
朝、今日もゆっくり。
旅先の朝はいい。あとになって思い返してみるとほんとうにいい。その場にいるときは、眠いわ酒が残ってるわで気だるいことが多いのだが、後で写真など見ているとすばらしいものだったように思えてくる。勘違いかもしれない。
各々名前を書いた紙コップが合宿のようで愛らしい。
何か食べに行こうと外に出てケンタに入る。そうあのケンタッキー。
台湾のマックのチキンがなんだか妙においしいらしく、韓国のケンタのチキンもなにか違うのかな? てことでケンタへ。チキンに対するあくなき探究心のあらわれ。ふつうのケンタのチキンでした。日本で見たことのないチキンのピザみたいなものを頼んだらだいたい想像通りの味がした。 あとやっぱりちょっと甘かった。
ところで韓国のケンタ、支払いがキャッシュオンリー。カード社会だとは聞いていたが、まさか現金がまったくだめだとは。まさかと思ってしばらく動揺した。
そのあとは買い物へ。今日は入りが遅いらしい。観光らしいことをしている驚きがある。お土産、化粧品、服など、諸々見て回ることに。
どうやら、みんなの一番の目的は前回も訪れたらしい古着屋さん。日本にはあまり売っていない大きなサイズの服が置いてあるあるようだ。
KINEMASには身長の高い人が多い。ずらっと並んで歩くと割と威圧感がある。ステージも、小柄なバンドよりは当然狭めに見える。以前だいたいの平均身長を聞いた気がするのだが、ざんねんながら忘れてしまった。
帽子だけがずらっと並んだ小さな店や、冗談みたいなめがね屋さんをはしごする。皆道が分かっているようだ。
次の店に移動しているとちゅう、うどん屋さんを見つけてしまった慶司さんとムッティーさんが我慢できずに離脱。食欲の奴隷?
道のあちこちに点々とある屋台でフルーツ飴を買った。子供のころ、夏祭りでりんご飴を食べるのが楽しみだったな。大人になったら、お祭りじゃなくてもフルーツ飴を食べられるようになる。
街を歩いていると、あちこちで路上ライブが行われている。そのほとんどが地下アイドルのような子がダンスを踊っているものだった。隣り合わせて音干渉し放題で5人連続で踊っているような場所もあったりしたが、そういうスポットだったのだろうか。
韓国の街中にはふつうにアダルトショップがあっておどろいた。セックストイが置いてあるようなのだが、ガラス張りで外から店内のようすが見える店もある。おしゃれな靴屋さんのようにひとつずつ綺麗にディスプレイされていた。
光の眩しい日だった。心なしか日暮れが早く感じる。
帰り道、昨日ポスターが貼ってあった工事現場の壁をふと見たら、ポスターは一枚残さず剥がされていた。よく見ると、何度もポスターを張っては剥がししたようなテープのあとだけがものすごい数残っていた。
さて、ライブハウスへ。前回もお世話になったらしい、Strange Fruit Seoul。
マゼンタの照明が印象的な、なんだか妖しい空間だった。オーナーさんが日本語を話せる安心感。軽くリハをして、本番までのあいだ、腹ごしらえ。
チヂミ! と思ったら、くわしくは忘れてしまったんですけど、チヂミは方言らしいです。
チヂミというのは○○の一種で、特定の種類の〇〇をチヂミと言うらしい。だからここは正確にはチヂミ屋さんではなく〇〇屋さん、と教えてもらったのだが、その肝心の〇〇を忘れてしまった。いったいなんだったんだろう。
軽くごはん、のつもりがけっこうお腹いっぱいだし、ここにあるぶん以上にしっかり飲んでます。マッコリやっぱいつどんなタイミングで飲んでもおいしいな。
ライブはteleflyとの2マン。teleflyかっこよかったな。teleflyのファンの方はみんな自分のスマホで動画を撮りながら観ていたのが印象的だった。
アンコール前に、恒例の乾杯。
昨日対バンしたthe williamsのメンバーがライブを見に来てくれていた。CLUB BBANGのオーナーさんも。
Strange Fruitのオーナーさんと、従業員の方々と、対バンのteleflyのメンバーとで打ち上げ。楽しくてよく飲んだ。
韓国にはチャミスルという焼酎(ソジュと言うらしい)があるのだが、それをショットで飲むノリがあるようで、テキーラのようなかんじですいすい飲んでいた。ちょっと甘いかんじがして変な風味がなくて飲みやすい。でも明日頭が痛くなる予感は強烈にある。おいしいのに、なぜか体が危険信号を送ってくる。
道端に突然テーブルが現れて、その上にたばこと栄養ドリンク。何度かこういう風景を見た。
宿に帰るとあっという間に眠気が襲ってきた。気づけばベッドで寝ている人も。たくさん飲んだからなあ。ライブお疲れさまでした。おやすみなさい。また明日。慶司さんとムッティーさんの脚、絡み合ってます。
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