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はじめまして

はじめまして。シングルマザーのmayocoです。

息子と私の2人家族でしたが、今年の春から独立して一人暮らしを始めました。子育てもひと段落。

よくやってきた子育て!!

と、やっと自分に誇れるようになった今日この頃

ここまでは、子育てに必死にやっていたにも関わらず、自分を認めてあげることができず、まだまだ、もっと頑張らなきゃって思って必死でした。

そんな私の子育ては悩みもがきながらも、多くの周りの人に助けられ、予想以上に楽しい子育てができました。(今だからそう振り返られる・・・)

私の子育てや経験を面白いと聞いて下さる方がいたので綴ってみることにしました。どなたかの子育てヒントになったら幸いです。

突然の死

私は結婚して翌年出産。主人は星となりました。

今までの人生で、そしてこれからの人生でもこんな経験はしないで
あろうという辛い経験でした。

友人の保健師さんが私に
「配偶者の死がこの世の中で一番つらい経験だよ」と、言われた時に
なんだか、その言葉が辛くもあったけど、
(あー私は今、この世の中で一番辛い経験をしているんだ。)と思うと
救われた言葉でもありました。

突然の死で、交通事故でもなく、ある日に突然の不詳の死だったので、その当時は、私も状況がつかめない一人であり、そして周りも「なんで?」という状況でした。

周囲からの反応

もうだいぶ前(15年以上も前の話)なので、その当時のことを明確には覚えてませんが、主人の家族、私の家族、親族、会社の友人、共通の友人の連絡をして、それは相手も驚いていました。

「一体なにがあったの?」
「どうしてこんなことに???」
どれだけの人にこの話をしたのか、わかりません。。。
私だって、聞きたい位という位、私も混乱の中にいました。

私でさえ、現実を受け入れることが全くできなかったのですから。。。

自分の気持ちと周囲とのギャップ

経験して初めてわかったことかもしれませんが、周囲に死因や経緯。
さらに心配をする人は私と子供の今後の心配。

意外に人は、質問を沢山してくるんだという実感でした。
もしかしたら、それは私への心配であり、時にはそれは応援メッセージだったのかもしれません。

けれど、その当時はとても現実を受け入れることができる心のキャパがない中で、辛い心をグリグリとえぐられるそんな感じでした。

心の中で(えっ、なんでそんなに聞いてくるの?)
(どうして、そんな質問をしてくるんだろう。。。)の皆さんの質問。

これからの心配なんてところに全く心が追い付いてないのに、先々こうしていくしかないね・・・・のアドバイスや現状の私の気持ちや、今後の未来予想図や、こうしなきゃならないかもね。。。。などなど。

もうちょっと、心が破裂しそうでした。

今なら言える、配偶者を亡くした遺族も悲しみの中にいること。
先の未来を心配する程、死を受け入れることができていなかったこと。

よかれと思ってなのかもしれない。
元気になれる言葉を送ってあげたいと思ったのかもしれない。

人の心に寄り添う

自分もその立場になって、初めてわかったことかもしれません。
経験者でないとわからない周囲とのギャップ。

その中で私は心に寄り添ってもらえたことが一番有難ったことでした。

遺族の人の気持ち。それはわからない部分もあるかもしれない。
けれども、自分がその出来事があったら・・・・。
そう考えてくれた人たちは、

「大丈夫?」
「辛い時、いつだって電話してね。」
「何かあったら、手伝うよ。」
「なんて声をかけていいかわからない。その自分の無力さが情けない。」と
ただただ泣いて私にそっと手紙をくれた友達。

その時に思った。『寄り添う』って言葉。
きっと、こうだろうなぁ、こうした方がいいんじゃない?って言葉よりも
ただただ寄り添う言葉が私にとってどれだけ有難かったか。

また、それは、辛い出来事があった一瞬ではなく、長い間そして今でも寄り添ってもらえたこと。

私の様子を見ながら、声をかけて見守ってくれた人たちには感謝しかない。

私の心を救ってくれた本

今は廃盤になってしまったようです。

もし、同じ経験をして苦しい気持ちから抜け出せない!という方がいたら、この本を読んでほしい。

今はネットにて作品の言葉が残ってますので、よかったら読んでみてください。

経験者の方が書いてるこの言葉がとてもやさしくて、言葉のひとつひとつを読みながら気持ちも少しずつ前に進むことができました。





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