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私の英語多読遍歴62:Anne's House of Dreams

ああもう書くのがなくなるわと思ったらちょうど読み終わった赤毛のアンシリーズ。今回はアンがついに結婚!結婚式から新婚生活までのお話です。

長い春を経てようやく結婚したアンは、新婚生活をあらたに小さな海辺の街で始めます。「House of Dreams」とは前からアンがいろいろ空想して思い描いていた理想の家。ギルバートのいいところは、アンの好みを完全に把握してぴったりなものを探してくれるところですね。用意してくれた家を見て感激するアン。よかったねえ…

ギルバートは地元の町医者として働くことになり、アンは専業主婦。町外れのためご近所さんはほとんどいないのですが、灯台守の元船員のおじいちゃんやよくしゃべる独身の婦人などと仲良くなり少しずつ馴染んでいきます。

この話でメインキャラクターとなるのが近所の年の近い美貌の女性。すごい美人なのに不幸が続いていて、友達にはなるものの幸せいっぱいのアンに対してなんとも微妙な感情を抑えきれない彼女は、ある出来事をきっかけにアンに心を許し親友となります。

アンの話がメインというよりは、アンが関わった人たちの話のほうがしっくりくるかな。美貌のご近所さんレスリーの話はなんだかメロドラマチックな展開でした。
アンはすっかり普通の専業主婦という感じです。大人になったんやね…

なんかもう朝ドラを見ているような気分で読んでいます。だいぶアンも成長したのでさすがに親目線ではなく、自分の過去を振り返るくらいの目線になってきました。このあと同世代になって親世代になっていくのだろうか。

以上、「Anne's House of Dreams」でした。

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洋書の多読を始めて今まで読んできた本はこれでひととおりご紹介が終わってしまいました。(ネタ切れともいう)毎日1本ずつ公開してきましたが、読むのが追いつかないので今後は読み終わったら感想をあげるという形で公開していきたいと思います。3年でまだ100冊にも満たないというこの事実。果たして2021年は何冊読めるだろう…

この記録がどなたかの次の本の参考になったり、英語の多読しようかなという気持ちになってくれたらこんな嬉しいことはありません。

最終回ではありませんが、とりあえず次の本を読み終わるまで読書記録の更新はおやすみです。ありがとうございました。

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