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私の英語多読遍歴136:Cat on the Edge

TLで見かけたねこが主人公のミステリー。表紙がかわいいw

猫のJoe Greyはある日殺人を目撃してしまった。犯人は目撃したJoeを執拗に追いかけ、ついには家にまでやってくる。飼い主の身の安全を心配したJoeは家を出ることにした。Joeは他の猫とは少し違う。彼は人語を理解し、喋れるのだ。

犯人はなぜかJoeをただの猫とは思っていないようで、目撃者ならぬ目撃猫として執拗に追いかけてきます。猫が本気で走って逃げているのに追いついているのがすごい。なぜJoeの能力を知っているのか?例の呪文は?など謎の多い犯人で、その謎が解けないままこの話は終わるので今後シリーズで追いかけていくことになるんでしょうか。コナンの例の組織みたいな…

猫なのに人間のように考えて行動し、電話だってかけちゃうというのはよく考えたらすごいんですけど、アニメや小説ではけっこうあるので違和感がなかったりします。ただ、この話の中ではそういうのは特殊能力です。普通の猫はふつう。犬も別に話しません。そこがちょっと違って面白いかな。

1巻目なので登場人物紹介的なところもあるのか、ちょっと説明が長いなと思うこともありましたが読みやすかったです。パラグラフごとに行間が空いているので思ったより早く読み終わるかなと。ページ数にしては語数は少ないと思います。猫の描写が多いので猫が好きな人ならそのあたりも楽しく読めるのでは。

ページ数的にも内容的にも気軽に読めるシリーズだと思います。いろいろ謎をひっぱったままなのと、仲間ができてこれからいろいろありそうなので、続きも読んでみたい本です。

以上「Cat on the Edge」でした。

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