見出し画像

英検1級対策 私の場合

今日は英検の1次合格発表日ですね。TLを眺めていると、1級合格した!というツイートがたくさんみられます。最近は合格者も増えてるんでしょうか。ひとまず合格した皆さんおめでとうございます。今回惜しくも合格に届かなかった方も、だからといって努力が無駄になるわけではないのでここまでがんばった自分にご褒美を。

さて、せっかくだから忘れないうちに私が英検1級を受けたときに対策としてやったことや当日の様子などを残しておこうかと思います。何かの参考になれば幸いです。

リーディング・リスニング

多読や多聴のおかげでリーディングリスニングともに過去問で8割以上取れたのでここは特に対策はしていません。過去問で形式を確認したくらい。

単語帳だけは覚えました。覚えれば点になるので他より確実に伸びやすいかと。

あとイディオムと熟語に弱かったので、この本もさらっと2回ほど流しました。英語圏のことわざがたくさん載っていて読書するときにもお役立ちです。リスニングで聞き取れるのに意味がわからんと言うのは大体熟語やイディオムな気がします。

ライティング

そもそも英語でまとまった文章を書くことはこれまでなかったので、これはさすがに何かしないとと思いテキストを購入。私は本番直前に気づきましたが、これは二次試験対策にも使えますのでおすすめです。

とりあえず、文章の構成と「どういうことを書けばいいのか」をざっとみて、それからオンライン英会話でライティングクラスを受講し、基本的な文章の書き方や注意点などを勉強しました。

これは付け焼き刃に近い感じだったので、実際ライティングの得点はしょぼかったことをここに付け加えておきます。。精進します。

二次試験

しゃべること自体はオンライン英会話を続けていたおかげで抵抗なかったのですが、問題はスピーチ。

英検1級の二次試験は、2分間の英語での即興スピーチというのがあります。お題は5つの選択肢を試験の最初に渡されそこから1つ選ぶかたち。またこのお題が政治・経済・サイエンス・医療など難しめなので、普段から自分の意見がないと「日本語でも言えんわ」となります。

2分、しかも時計はありません。(腕時計はしていけるけど見てる余裕はもちろんない)大体2分に収まるようにイントロ・ボディ・結論にまとめるって練習しないとまず無理です。

で、とりあえずこれも対策本を。

これはあんまりおすすめじゃないかも。なにしろ解答例が立派すぎて「こんなん言えるわけないし詰んだorz」ってなります。なりました。実際はそんな立派な内容が言えなくてもだいたい形になっていたら大丈夫です。予想問題を見ながら練習するのに使うのと、よく使う接続詞や間投詞まとめあたりは参考になりました。

それから過去のお題や予想問題などをネットで探して練習です。これはもうひたすら口に出して練習するしかないと思います。解答例を音読したり、自分で英作文して読んでみたり。

英検特化のオンラインスクールなどもありますが、私は普段受けているオンライン英会話(DMM英会話)で練習しました。

まず講師の選択ですが、もともと英語教師とかプロとして教えていた人をプロフィール欄など参考にしながら探します。TESOL、TEFLなどの資格を持っていればそういう講師がおすすめ。

フリートークを選び、リクエスト欄に「試験でスピーチがあるからその練習がしたい。詳細は開始時に説明する」と入れておきます。(英語でだよ)

ほとんどの講師は英検のことは知りません。ですが、実はIELTSにも2分間スピーチがあります。なので、英語講師の経験があれば大体IELTSは知っているはず。スモールトークでスピーチのあるテストを受けたことがあるかなど聞いてみて、あればビンゴです。

英検のスピーチについて概要を説明し、練習したいからつきあってくれと頼んでください。トピックは自分で選んで「このトピックでやるから」と伝えるのがいいと思います。そして講師に時間を測ってもらい、30秒くらいで構成を考えて2分スピーチをやってみましょう。

正直クオリティはピンキリです。しかし、TESOLを持っていたりIELTSの受験/指導経験がある講師はかなりの確率できちんとフィードバックしてくれたので、試してみる価値はあると思います。

私もこれであかんかったら専門の英検特化型スクールに行こうと思っていましたので、最初からそれを選ぶのもありだとは思います。ただDMMなど毎日受けられるタイプのスクールだと練習回数が増えるのでそこがメリットです。

話す内容が出てこない…という場合は自分の意見を考えるところからなので、ニュースを読んで意見を考える練習をしたほうがよいです。予想問題や過去問と同じ問題がかならずしも出るわけではないので、どんな話題でもなにかしら言えるようになっておいた方が安全です。

DMMのデイリーニュースは会員でなくても読めます。ほどよい長さでジャンルもいろいろあるので、これで苦手なジャンルのニュースを読んで意見を考えてみる訓練をするのもひとつの手だと思います。

とりあえず2分、せめて1分半以上は喋り続けることを目標に。沈黙が一番あかんらしいと数々の体験談から学びました。多少グダグダでもそれなりに話せていたら受かるチャンスはあります。

本当にスピーチは自信がなかったので、体験談をネットで調べまくりました。中でも特に勇気をもらったのがこちら。

素晴らしい見習いたい内容もあるのですが、「こんなグダグダだったけど受かった」という話もたくさんあってこれが本当に心の支えでしたw

試験本番直前までどうにもスピーチが下手だったので、もうグダグダでもいい、とにかく喋り続けろ!と念じながら会場に行ったくらいです。

そうやって行った本番当日がどんなだったかも語ろうと思いましたが長くなりすぎたのでそれは別記事で書こうと思います。

以上が私が英検1級対策としてやったことのまとめになります。ライティングもしんどかったけど、スピーチはほんとうにやばかった。いくつかの奇跡のおかげでどうにか合格しましたが、もう一回受けても受かるかどうか自信がありません。。

そんな人間が語る試験対策もどうかと思いますが、もしかしたらなにかの参考になるかもしれないので残しておきます。お読みいただきありがとうございました。

もしよろしければサポートいただけると励みになります。いただいたサポートは学習の糧として使わせていただきます。