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私の英語多読遍歴59:Messenger

以前に読んで「終わり方がめっちゃ曖昧で気になる」と書いていた「The Giver」のシリーズ3作目です。実は2作目が1作目と全然違う話だったことから、これはそういうオムニバスで続きではないのかなと勝手に判断して読むのをやめていました(汗)しかし先日「The Giver」の紹介noteをツイッターにあげたところ、フォロワーさんから「ちゃんと続きありますよ」と教えてもらい慌てて読みました。ありがとう。

The Giverの最後のシーンはここにつながっていました。それから2作目Gathering Blueも繋がっています。二つの話がこのMessengerの話で繋がりました。

相変わらず謎の多い世界ではありますが、どうやらディストピアの世界でそれぞれのコミュニティは同時に存在していた模様。前2作ではあまり特殊能力的な話にはフォーカスされていませんでしたが、どうやら人々の中には特殊能力を持つ人がいるとかそういう設定になっているらしいです。

ちょっとSFチックになってきましたが、なんだか不穏な雰囲気とともに今作の主人公は旅に出ることになります。目的はGathering Blueの村へ2作目の主人公を迎えにいくこと…ってなんかRPGっぽくなってきましたね。

何を語ってもネタバレになってしまいそうなのでやめておきますが、この話を読んでなお残る謎。「あの子どこいったん?」と「お前誰やねん」の2つです。

1作目ほどの衝撃はなかったですが、その後の話ということでいろいろ腑に落ちて面白かったです。

英語は他の2作同様読みやすいと思います。1作目で管理社会、2作目で生きる権利について書いているのですが、3作目のテーマはなんだろう…?人間の欲望?

以上、「Messenger」でした。

次はこの続きとなる4作目「Son」です。

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