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私の英語多読遍歴123:My Grandmother Sends Her Regards and Apologises

セールだったのと、レビューの内容で面白そうと思ったので。

エルサは学校ではいじめられていて友達がおらず、両親は離婚しまもなく父親が違う子供が産まれるため居場所のなさを感じている。唯一の友達はおばあちゃん。おばあちゃんはクレイジーで常識が大嫌いで、でもどんなときもエルサの味方。眠るのが苦手だったエルサのために特別なお話をたくさん作って話してくれた。おばあちゃんが死んだとき、エルサに託された最後のお宝探しは手紙を届けること。手紙にはおばあちゃんの謝罪とお願いが書かれているという。

おばあちゃんがどんなにクレイジーかというところから始まって、エルサに話してくれるフェアリーテールの話が続きます。レビューを見てるとこのへんで「なんだこりゃ面白くない」と投げる人もいるようなのですが、そういう人にたいし「最後まで読んで意味わかるし泣けるから!」という返しがあったのでめげずに読みました。

そしたらですね、だんだんとフェアリーテールの内容が現実にリンクしていって、おばあちゃんの過去が明らかになってきます。それからクセの強い住民たちについても、それぞれの人生があり過去があるということも。

英語はサクサクとはいかないものの難しいというほどもなく。不思議なクセのある文体で(あえての書き方なのかもしれないけど)ストーリーの魅力もあって飽きることはなく読めました。後半の話がつながっていくあたりが特に面白い。翻訳版ということもあってか比較的きれいな英語だと思います。(スラングというか言葉遣いのたいへんよろしくないキャラクターはいる)

一言であらわすといい話でした。(語彙よ)もちろん後半に行くほど面白くなるのですが、前半のおばあちゃんのクレイジーな話も結構好きですw

以上「My Grandmother Sends Her Regards and Apologises」でした。

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