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私の英語多読遍歴63:The Undomestic Goddess

年内はもうないかと思ったけどなんとか1冊読み終わったので。

バリバリのキャリアウーマンである女性弁護士が仕事で大きなミスをしでかしてしまい、逃避行の果てにたどりついたお屋敷で家政婦と間違われそのまま働くことに…というドタバタラブコメディです。

読むシットコムという感じで、シチュエーションコメディですね。料理なんかしたこともないのに口からでまかせで「三つ星レストランで修行していた」とか言っちゃって自分で自分の首を絞める主人公。コンロの温度調整の仕方も知らないので当然大惨事。

なのになぜか雇い主にはバレないw
すんでのところで助けが入ったり、洗濯の仕方がわからなくて台無しにした服は自腹で買い直して素知らぬ顔をしていたり。
今まで分刻みのスケジュールで休みもなく働いていた主人公は、人間らしい生活ってこういうことなのね!と感動しますが、たった一度のミスで失ったキャリアはその後の人間関係にも影を落としていて…

…など、いろいろ盛りだくさんではありますが、基本コメディなので深い設定などはありませんでした。あまり細かいことを考えずに軽く読み流すのにいいかなと思います。考え出すといらっとする点もあるにはあるので…

ミスほっぽりだして逃げてそのままとか、住み込み家政婦なのにえらい暇やなとか、週末に料理習ったくらいでレストラン的ディナーなんて作れるかいなとか…IQ159で暗算が得意(笑)なのでそれくらいお茶の子さいさいなんでしょうか。

英語は簡単です。口語表現もあるにはありますが、大体状況から推測できる程度。家事関係の用語が多いのでそこらへんに馴染みがないとしんどいかな?でもYL6とかなので児童書と変わらないと思います。

舞台が行ったことのある場所だったので情景が浮かんでくるようでした。
イギリスのコッツウォルズという場所ですが、本当にきれいなところです。そらこんなところにいたら魂の洗濯できるよな、という感じ。

難しいことを考えずさらっと読める本としておすすめです。真面目に受け取ると腹立ちますのでwそこはコメディだからとさっぴいて。

以上、「The Undomestic Goddess」でした。

これで2020年読みおさめ。来年もたくさん本が読めるといいな。

それではみなさま、どうぞよいお年を。


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