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私の英語多読遍歴64:The Witches

あけましておめでとうございます。新年1冊目です。

毎度お馴染みロアルド・ダールです。最近アン・ハサウェイ主演で映画化されていますね。トレーラーをみかけてそういえば読んでなかったな…と思ったので購入。

これ、Kindleにはなっていないようです。そしてペーパーバックも安くないので、Book Depository という海外のオンライン書店で購入しました。

ものによってはAmazonより安いし、海外からでも送料は無料です。
ただし時間はかかります。今回うっかりホリデーシーズンに注文したこともあり2週間くらいかかりました。通常は1週間くらいでしょうか。

さて本題。

この話は本物の魔女についてです。ノルウェー出身のおばあちゃんが語る本物の魔女。それは…

見た目はまったく普通の女性。しかし
- 髪の毛はなく、かつらをかぶっていていつもそのせいで頭皮がかゆい。
- 手の爪は鉤爪になっているので、いつも手袋をして隠している。
- 足の指はなく、四角いつま先なのでハイヒールが非常に辛い。
- 鼻の穴は少し大きく、子供の臭いは道の反対側にいてもかぎわける。
(魔女には子供は犬のフンのような臭い。その子が清潔であるほど臭いは強い)

なんつー描写。

半信半疑だった主人公の少年ですが、ある日旅行先で魔女の団体に遭遇してしまいます。見つからないように隠れて魔女の会議を覗き見していたのですが、ついにその臭いで見つかってしまい大ピンチ。
少年とおばあちゃんは魔女の「イギリス中の子供を根絶やしにする計画」を阻止するべく行動を起こします。

テンポが良く、スリリングな場面も多いので飽きずに読めました。
英語はいつものダール節で途中歌などもありましたが、チャーリーとチョコレート工場よりわかりやすかったです。おばあちゃん結構大胆というか無謀で面白い。

ダールの作品は大体悪者がひどい目にあって終わり、というのが多いですが、これはなんというか独特で。それでええんかい…とつっこみたくなる感じ。大方の人が期待するでろう結末の斜め上で終わりました。

それも含めて面白かったので幸先の良い読書スタートだったかな。

以上、「The Witches」でした。


新年の抱負とか語るとむしろ挫折フラグを建ててしまうので、毎年抱負は建てません。去年よりたくさん本が読めたらよしとしましょう。欲張るとロクなことがないから。あとは続けてきたことを続けることですね。

この投稿を読んでくださったすべての人に素晴らしい一年が訪れますように。

2021年もどうぞよろしくお願いいたします。

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