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私の英語多読遍歴61: The Steve Jobs Story

ラダーシリーズの方の、スティーブ・ジョブスの伝記です。
図書館で見つけたので読んでみました。

天才っていうのはこういうことなんだな、という実に凡人な感想しか浮かびませんが、破天荒でありやたらといろいろすごいけど近くにはいたくない…というのはよくわかりました。

アメリカのすごいところは、見込みがあると思ったら投資してくれるお金持ちがそこらへんにいるところですね。その投資で戻ってくるお金も多いからなんでしょうか。日本てそんな突然近所のおじさんがお金出したりしてくれないよね?

パーソナルコンピューターが開発される経緯、マイクロソフトやIBMとの関わり、当時同じ時代を生きていたインターネット老人会会員としては自分の思い出とも重なってノスタルジックに浸ったりもしました。

学生時代、大学のコンピューター室は30台中28台がMacだったんですよ。2台だけWindows。コマンド打ち込んで起動させて…フロッピーディスクで…
Windows95発売時のニュースも覚えています。
私が初めて買った自分のPCもMacでした。重すぎて膝に乗せられない中古のラップトップ。ブラインドタッチを練習して卒論を書いたなあとか…
それからボンダイブルーのiMac!友達が買ってうらやましかったなあとか…

英語については、レベル4ですけど伝記なので小難しい表現があるわけではなく非常にシンプルで読みやすいです。なんならレベル2や3の小説よりずっと簡単かも。投資がどうとか、会社がどうとかそういうのは子供には難しいかな?中学生の娘に読ませてみましたが一応読めたみたいです。

本家の伝記にも挑戦してみたいなあとウィッシュリストに入れてありますが、だいたいのところはわかったからこれでも十分かも…

私はMacはじめApple製品のシンプルでとにかくカッコいいところが好きなので、今は携帯からPCまで林檎マークを愛用しています。無骨なPCをデザインからひっくり返した功績は一生讃えたいし、スマートフォン、出た時はそんなん使う?と思っていたのにもはやなくては生きられないくらいだし、早世が惜しまれてなりません。

もし生きてたらどうなってたかな。また誰も思いつかないようなすごいなにかを発表していたかも。

最近のApple製品は革新的というよりは機能の改善だったりWindowsマシンに近づいてたりとあんまり面白くはないので、いつかまたワクワクするような何かを見れたらなあと思っています。

以上、「The Steve Jobs Story」でした。

次は「Anne's House of Dreams」赤毛のアンシリーズ、アンの新婚生活です。



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