私の英語多読遍歴25:George's Marvellous Medicine
ロアルド・ダールの短いけど面白い、そしてなんのためにもならない話。
両親の留守中におばあさんに薬を飲ませるように頼まれたジョージですが、このおばあさんがとにかくうるさいのでちょっといたずらしちゃおう!と勝手に薬を作り始める…という話です。
これが全然ちょっとしたいたずらとかそういう範囲ではなく。シェービングクリームだのガソリンだの、その辺にあるものをかたっぱしから混ぜ始めます。混ぜてるものが次々出てきますので知らん単語はぜひ訳してください。マジか…ってなります。
最初から殺る気満々やん?
これをニコニコしながらやるジョージにサイコパスみを感じます。
出来上がった薬を飲んだおばあさんはどうなるかと思ったらまたこれがはちゃめちゃな展開で。
当時の感想に「パパがわりと人でなし」とあるんですけどなんでしたっけね忘れてしまいました。わざわざ感想に入れてるくらいだから衝撃だったのでしょう。
教訓とか一ミリもありませんが面白いですよ。娘もロアルド・ダールの中では一番好きらしいです。しょーもない話が好き系にはおすすめです。
以上、George's Marvellous Medicine でした。
次は「The Girl Who Drank the Moon」中世っぽい魔女系ファンタジーの児童書です。
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