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英語学習:時は力なり
こんにちは。英語学習のコツをシェアするぞーって思っていろいろ考えていたんですけどね、結局のところ、かけた時間に英語力は比例するっていう真理に達してしまいました。全然コツでもなんでもない。
インプットとアウトプット
英語力をあげるのに必要なことって、いろいろあるけど結局はどれだけの情報を英語で処理したかにつきると思うんです。多読多聴が良いというのは、問題集を解くという一般的な英語学習に比べて大量の情報を処理することができるから。例えば児童書一冊読むだけで、中学高校の教科書で読む英文よりはるかに多い量の英文を読むことになります。リスニングテスト対策の細切れの文章より、ニュースやドラマで話される英語を聞いているほうがずっと量が多い。
つまるところ量。
問題集を何冊解いたかより、何周したかより、どれだけ英語で情報をインプットし、アウトプットしたか。
それが英語力というかたちで表れてくると思うのです。
英語で、というのがポイントです。日本語でかかれた文法書は最初の文法理解にはいいですが、それを何百時間やったところで英語のブレイクスルーは訪れません。。さっと眺めて概要つかんだらリアルな英語に飛び込みましょう。
一番難しいのは始めること、次に難しいのが続けること
「始めることができたらその作業にかかる時間の半分は終わったと言える」
つまり、始めるのはそれだけ大変ということ。
始めることができたらまず第一のハードルクリア。
そうしたら次にやることは続けることです。
モチベーションはきっかけにはなっても続けるための燃料にはなりません。ルーティンをいかに無心で続けるか。それが長期にわたる学習を成功させるコツです。
先日この本を読みまして。(感想はこちら)
この習慣化メソッドは言語学習には最適です。まずはちょっとしたことを習慣にし、それを少しずつ積み上げていく。成果が目に見えなくても、続けることでいつのまにか成長してる自分に気づきます。
そのためには、無駄な気合いよりも歯磨きのように何も考えずルーティン化することが一番有効です。無理すると続きませんから「このへんで勘弁しといてやらあ」と手加減しましょう。とにかく無心で。ロボットになった気持ちで。
小さなことから
いきなりさあ洋書を読みましょうとか、字幕なしで映画を観ましょうと言われてもハードルが高いですよね。(できる人はどんどんやってください超おすすめ)
まず、日常の英語を増やすところから。
携帯の設定言語は英語に。わりと初期にこれをやって、英語でエラーがでてわたわたしたのもいい思い出ですw
SNSで海外の人(タレントでも大統領でも)をフォローしてタイムラインに英語を流す。毎回全部読まなくても、時々興味があれば読んでみるくらいで十分です。
ゲームをする人は、設定言語を英語にするのもおすすめです。
私はスイッチユーザーですが、「どうぶつの森」は英語だとなにげにスラングバリバリ使ってて笑えますw(楽しめないくらい難しい場合は自分のやる気と相談で)キャラやアイテムの名前が日本語と違うのでそれもまた面白いです。
おすすめはエクササイズゲーム。「Fit Boxing」とか「Ring Fit Adventure」ですね。エクササイズなので同じセリフが何度も出ますし、ちゃんとネイティブ音声です。さらに運動にもなって一石二鳥。ゲームしてる罪悪感も減少w
ひとつひとつは小さいですが、続けることで英語が日常にあるのが普通になります。(英語圏に住むというのは、これが勝手にセットされることでもあります)
マインドセットの転換
英語ができる=試験に合格or高得点だと、試験勉強に特化してしまって英語が苦役になってしまいませんか。英語でなにかをすることそのものを楽しめたら、もっと本が読みたいから単語を覚えようとか、推し俳優の生声を楽しみたいから吹き替えなしで映画を観ようって思えます。
好きと英語が結びついたら強いです。
ドラマのセリフが全然わからなくたって、推しが動いているのを見るだけで幸せ、声が素敵、そうやって何度も繰り返して観ていたらだんだん言ってることがわかってきた、そんな例もあります。
最初は読むのに精一杯だった本に気づいたら没頭していて、英語だろうがなんだろうが早く続きを読みたい!っていう気持ちになったら英語は勉強でもなんでもなくなります。
本や映画でなくても、好きなことってあると思います。セリフを覚えるほど見たあのアニメ、英語でも見れるかもしれません。ゲーム実況、海外のはまた視点が違って面白いです。海外のニュース、日本語訳を待たなくてもゲットできます。
ニュースについては、日本語訳の時点で間違っていたりバイアスがかかっていることもあるなあと最近よく思います。一次情報にあたれるのは英語ができる大きな利点です。
勉強勉強と自分を追い込まなくても、楽しむことに重点をおいてそこに英語を足してみたら、気づいたら英語がわかるようになっている自分に気づく。楽してというと聞こえは悪いですが、しんどいことはたいていの人は続きませんから、楽しい方がいいに決まってます。
Better than Nothing
結局のところ、数ヶ月やそこらで英語脳になってペラペラと口から英語が出てくるようなメソッドはありません。朝から晩まで英語に浸かっていたとしても半年やそこらはかかるでしょう。ましてや日本に住んで基本日本語で生活していたらそれは年単位になることは避けられません。
でも、続けていたら必ず伸びます。
文法や単語は最初のとっかかりとして大事ですが、そこから先はリアルな英語に触れていた時間の分だけ英語力が伸びていきます。すぐに効果が感じられなくても、1年経ったら、3年続けたら、5年、10年、今はものすごく先かもしれませんが、千里の道も一歩から。今日もやった、を積み重ねていってください。
Better than Nothing やらないよりマシ、です。
新年の誓いで英語をやるぞとはりきったもののそろそろ仕事も始まって忙しくなってきて…という人に覚えていてほしいこの言葉。私がめんどうで今日はやめちゃおっかなというときに唱えている言葉です。英語とか運動とか。
やめてしまうと次に始めるのにまたエネルギーを使うので、忙しくても、最低これだけはという簡単なことを決めておくのは大事です。
それを繰り返して習慣になったときに、10年後へ続く道が開きます。
私もまだまだ道半ば、偉そうなことは言えませんが、今日もなにかしら英語に触れることだけは忘れずに続けていきたいと思います。
TIPSでもなんでもない、精神論みたいになってしまいましたが、語学学習は続けることが一番大事なんだよ、というお話でした。
このnoteがあなたの英語学習のなにかのヒントになりますように。
お読みいただきありがとうございました。
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