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私の英語多読遍歴:27 The London Eye Mystery

これは友達から勧められて読んだもの。息子さんが通うインターナショナルスクールから借りてきたのを読んだら面白かったと。

話自体は軽い感じのミステリーです。ある日いとこと乗ったロンドンアイ、しかし降りた時にそのいとこはどこかに消えていて…

主人公は「脳のOSが人と違う」と評される男の子です。空気が読めない、考え方がユニークすぎて誰もついてこれないなどでちょっと疎ましがられがち。姉も普段は仲が悪いのですが、この事件で二人で協力して謎を解くことになります。

中学生と高校生くらいかな?大人たちが取り合ってくれないなか、主人公の独特の視点と姉のものすごい行動力で手がかりを探しヒントを見つけていく過程がすごく面白かったです。

前述のこの本を紹介してくれた友達はハマりすぎて本1冊丸ごと日本語に訳すというどえらい作業をやり遂げ、そしてこの本をきっかけに翻訳に興味を持ち最近絵本の翻訳者としてデビューまでしてしまいました…!

殺人事件ものよりこういう人が死なない系ミステリーの方が好きです。英語も主人公がその特性ゆえにニュースキャスターのようなすごくきっちりした話し方をするのでわかりやすかったです。(文中にも’BBCみたいな喋り方’と出てきます)

以上、The London Eye Mystery でした。

次はロアルド・ダール「チャーリーとチョコレート工場」の続編「Charlie and the Great Glass Elevator」です。

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