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私の英語多読遍歴35:Anne of Green Gables

ご存知「赤毛のアン」の原作です。

私の母が昔赤毛のアンシリーズが好きだったそうで、それで私も子供のころ日本語版を一通り読みました。1作目は絵本になっていたり世界名作劇場でアニメ化されていたりして有名ですよね。
0円だし赤毛のアンで英語力アップみたいな本もあることだしと読んでみました。

大人になって自分が母となってから読む赤毛のアンは昔読んだのとはまた違って面白かったです。目線すっかりマリラ側。アンの行動にイライラしたりハラハラしたり可愛いなあと思ったり… ちょうどこの時我が子がアンと同い年だったこともあるかもしれません。

この1作目のアンはおてんばでキレやすく、思いつきの行動でトラブルばかり起こすのですが、シリーズを追うごとに成長して大人になっていくので続きもぜひ読んで欲しいなあと思います。というか私が今まさに読んでいます。1冊あたり10万語前後なので一向に読み終わる気配がありませんが。

英語ですが、これが結構難しい。アンは本が好きで難しい言葉を使うのが好き。やたら凝った言い回しをしてみたり、どこで使うねんという単語を繰り出してきます。そう、英検1級の単語帳で見たようなやつを…
それからやたらと修飾語が多いですね。綺麗と言いたいだけなのにどんだけたくさん言い回しがあるのかと。比喩も多いので想像力をたくましくしてから読んでください。

ネットフリックスに赤毛のアンシリーズを題材にしたドラマがありました。
NHKでも放送してたみたいですね。

1話目を見た時は、そのあまりの原作再現ぶりに感動しました。アンもダイアナも小説のまんまやん!と。出てくる風景も家具調度も素晴らしいです。ネットフリックスの本気を見たと思いました。2話目以降は原作を下敷きにしつつもオリジナルのエピソードや設定の変更がありこれはこれで面白いのですが私は原作至上主義なのでそこはちょっと残念。なにやら大人の事情でシーズン3で打ち切りになったらしいです。

やっぱり名作は名作なんだなとあらためて思う赤毛のアンでした。

次はロアルド・ダールの短い話4篇まとめて。「Fantastic Mr Fox」「The Twits」「The Magic Finger」「Esio Trot」です。

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