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私がポジキャリに申し込んだ本当の理由【POSIWILL CAREER 無料カウンセリング体験記】

私のポジキャリのトレーニングの体験記に、担当カウンセラーだった大窪大介さんがスキをしてくれたので、カウンセリングのことも書こうと思った。というか、思い出した。

前々から別で書きたいとは思っていた。私に一番最初に「劇的」なキッカケをくださった方だからだ。大介さんのおかげでポジキャリの申し込みに踏み切れた。過言とかではなく事実だ。感謝しかない。

ただ…内容が穏やかじゃない。感謝の内容を端的に伝えるとこうなってしまう。
「45分で私の誇りを根本からへし折り、人生初のメンタルブレイクを体験させてくれて、ありがとうございました。ポジウィルに敵わないと降参したおかげで、トレーニングに申込む決断ができました。」と。

キッカケ

ポジウィルの無料カウンセリングは、転職活動の一環として申し込んだ。

転職をしようと色々調べるようになったら、インスタでポジウィルの広告がよく流れてくるようになったのだ。
サイトを見てみると、「転職に限らず、その人が納得できる人生を一緒に考える」とあったので、転職の条件以外にも色々相談できそうでいいかも、と軽い気持ちで申し込んだ。

転職に対する不安と焦り

転職しようと決断はしたが、私は不安だった。
「目指す研究開発職に自分が向いていない」気がずっとしていたのだ。

私は「器用貧乏」なタイプで、8割ぐらいまでの到達は人と同じか速いぐらい。でも、残りの2割が頑張れなくて、突き詰められない。
「要領がいいね」「要点を掴むのが早いね」と言われることが多かったが、私が憧れる職人気質の人と私は違うね、と言われている気がして好きじゃなかった。しかも、気がするだけでなく、多分私は職人気質じゃないと思っていたので、言われるとより実感して落ち込んだ。

でも、研究開発職は、一つのことを突き詰めて、誰も知らない答えを探す仕事。欲しい答えがある場所は、私が進めない2割、もしかしたらさらにその先にしかないような世界。
なのに、私は、他の誰かができる8割から前に進めなくなってしまう。
そんな私で、研究開発職で結果が出せる人になれるのか、とても不安だった。

同時に、私は焦っていた。
研究開発は、私のように新卒でも入れないことがある、理系の花形職種。そこに、未経験転職で挑もうとしていたのだ。
しかも、28歳女性、社会人4年目、既婚子なしだが近々妊活はしたい、というスペックで。
第2新卒枠でギリギリ挑戦出来なくはないが、正直厳しい戦いにはなるだろうと思っていた。
しかも、基本的に転職後1年は育休が取れない会社が多いので、転職が決まるまではもちろん妊活ができない。
自分の出産のタイムリミットが刻一刻と迫る中で、いつ終わるか読めない転職活動。足踏みなどしていられない!不安だなんだと言っていられない!と思っていた。

気持ち的には、ブレーキとアクセルを同時にめいっぱい踏んでいる感じ。実際には、無理矢理ブレーキにかかっている足をちょっと浮かせて、なんとか前に進んでいる状況だった。

ポジウィルの無料カウンセリングを申し込むと、事前にカウンセリングシートの記入を求められる。
文字数に制限がなかったので、思いつくまま、ここに書いたようなことを書き連ねた。すごく長くなってしまい、きっと読むだけで大変だったと思う。申し訳ないと思いつつ、1分1秒が惜しくて、一つでも多く何かを得たいと必死だった。

この自分を追い込みすぎている状況と、カウンセリングの結果が相まって、パンクするとも知らずに。

カウンセリング

さて、カウンセリング当日。
担当カウンセラーの大介さんは、明るくハツラツとしているが、物腰が柔らかく優しそうな方、という印象だった。

大介さんは、私の長ーいカウンセリングシートを「元々内省が得意な方なんだな、と感じました」と言ってくれました。まず、あんなに長いの読んでくださってありがとうございます…
しかし、そこはプロ。シートに沿って内容を確認しつつも、確実に芯をつかれました。

「引っかかったのが、ある程度までの努力はできるが、最後まで突き詰められないという部分でした。
ある程度の努力が出来るというなら、その先だって同じようにやってみればいいんじゃないかなと僕は思ったんです。
どうして、最後の詰めの部分だけ、急に、頑張れなくなってしまうのでしょう?」

理由は私が知りたいなぁ…と思いつつ答えていくと、私の答えに重ねながら、時折角度を変えながら、大介さんが質問を繰り返してくれた。その中で、自分から出てきた答えは…

頑張った労力が結果に結び付かず、自分の努力が無駄になることが怖いから」だった。

単純に最後まで走り切る才能が自分にないからだと思っていた私には、青天の霹靂とも言える発見だった。
しかも、この答えに辿り着いた時、感情が昂り涙が出てしまった。そこで分かったんです、青天の霹靂ではあるが、正真正銘、私が物事を突き詰められない理由はこれなんだと。
もともと感情が昂ると自動的に涙が出てしまうタイプではあるが、初対面の方の前で、初めましてから1時間もしないうちに泣いてしまったのだ。これも私には衝撃的なことだった。

そして、自分のコンプレックスだった、器用貧乏、要領がいいタイプに見られる、というのも「自分ができそうと思える範囲から出ないということは、裏を返すと、行動に移していることはなんでも大体できる、という事。自分の限界に挑戦しないから器用貧乏になるし、やっていることが大体できているから、周りからは要領よくこなしているように見える。原因は同じですね。」と言われ、新たな発見の根深さを実感した。

そして、研究開発に向いているか、今後子育てと両立できるかも不安だというと、
「まだ何もしてないじゃないですか!やる前から諦めることを考えるなんてもったいないです!
自分が納得できる人生は絶対にあるはずです!納得できる人生を探すお手伝いは僕たちならできます。」
「何年も悩んで、それでも諦められなかったんですよね。これを機にぜひ挑戦してみましょうよ!努力すればできる、と言えるあなたなら、叶える力はきっと充分あるはずです。」

そして最後に
「僕は、まよらーさんの人生を、やりもしないで諦めたくないです!」と言ってくれた。
地味にこれが一番嬉しかったかも知れない。

その後、面談でやったことがどういう考えに基づいたものなのか、実際のサービスではどういうことをするのか、という説明をしてくれた。ただ、とにかく値段が高い。少し考えさせて欲しいと言って、面談は終了した。

カウンセリングの振り返り

その後、元々夫と久しぶりに飲みに行こう!と飲み屋を予約していたので、2人で飲みながら無料面談の話を聞いてもらった。
実は、夫も別の自己啓発系セミナーを受けており、マインドセット的な考え方を身につけている。
相談すると、セミナーで学んだことと重なる部分があるようで、すぐに理解を示してくれたし、色々な提案もくれた。
その事を、ありがたいと、すごいなと感じる一方で、私が泣き出すぐらいの青天の霹靂をさくっと理解できた夫は、私よりもっと先を歩いているんだなと感じて、取り残されたような劣等感も感じた。

制御不能になった自分

さて、飲み屋から帰ってきて、寝れる状態になった時には、日付が変わり月曜日。もう寝なきゃいけないし、夫は既に寝ている。

そんな中、私は1人リビングで号泣していた

早く寝なきゃ、と頭の片隅ではわかっている。でも、頭の中に訳のわからない考えが駆け巡って目が冴える。なぜか涙も止まらない。無理やり寝ようともしてみたが、全く寝られそうになかった。
そんな状態がなかなか改善しないので、とりあえずこんな精神状態で仕事はできないと、会社に行く事は早々に諦めた。
ただ、純粋にこの状況は自分がしんどいのでなんとかしたい。多分原因は、頭を駆け巡る訳のわからない考えが止まらないこと。なので、とにかく考えが言語化できたところから、片っ端から紙に書き出して、頭の中を落ち着けようと、紙とペンを用意した。

そして、頭に浮かぶ言葉をずっと書き続けたところ、A4コピー紙2枚がびっちり埋め尽くされたところで、ようやく頭が空っぽになり、そのままリビングで寝落ちた。

寝れたからスッキリして、大丈夫になったかなと思ったが、朝起きてきた夫に、時間大丈夫?と聞かれ、今日は会社休む、と言おうとしただけで言葉より先に涙が出る始末。月曜の朝から心臓に悪かっただろう、申し訳ない。

家にいるしお見送りぐらいしようと玄関まで着いて行ったが、会社に行こうとしている夫と、涙が止まらず会社を休もうとしている自分との差を実感し、また泣き出してしまった。笑顔で見送り安心させるつもりだったはずが、逆効果でしかない。夫は心配そうに会社に向かった。

なんだかよくわからないが、自分で自分が制御できなくなってしまった。

人生初のメンタルブレイク

少し落ち着いたところで、泣きそうなのを堪えながら、上司に休みの連絡を入れた。
頭が痛いことにしたがそれは嘘。でも、仮病という訳ではないし、なんなら事態はもっと深刻だよなーなんて、妙に冷静な部分で思った。
ちょっと頭痛いぐらいの方が、まだ仕事できそうである。

そこまで思って、はたと気付いた。
「これがメンタルブレイクってやつでは」と。

いや、普通に分かるでしょ、と言われそうだが、これが私にとって人生初のメンタルブレイク経験だった。
こんなに自分が制御できなくなるなんて知らなかったので、ここまでは混乱しまくっていた。
今日1日は混乱しても大丈夫、となって、初めて冷静に考えて気付いたのである。

今まで、鬱とか不登校とか、どんな感じなのか知識としてしか理解できなかった。(理解はしているつもりなのでサボりだとかは思っていなかったが、純粋に感覚的なことが分からない、という感じ)
でも、本当に自分では制御出来なくなるんだと痛感した。朝、会社に行く夫に劣等感を感じたが、感じたところで行ける状態ではない。
心の風邪とか言われるが、表現が軽くないだろうか。風邪って会社行けそうだし。
でも実際は本当に無理なのだ。風邪なら肺炎に拗らせてると思う。重症化したコロナ患者ぐらい言ってもいいのでは。後遺症があると、咳などが尾を引く感じも似てると思う。
まあとにかく、人間、心が本気でついてこないと身動き取れなくなるんだな、とちょっとだけ感覚的な部分が理解できた出来事だった。

ちなみに、予定休以外取った事がなかった私が、声を震わせて休む電話をしたため、頭割れそうレベルの頭痛と思われたらしい。翌日出社した際には、何人にも、ものすごーく心配されてしまったという後日談。
あんまり続くなら精密検査した方がいいよ、頭は怖いからね、とか言われてしまった…なんかすいません…笑って誤魔化しておいた。笑

自分と向き合う

さて、夜中書き殴ったコピー用紙を改めて見直すと、いろんな自分が見えた。

まず、このメンタルブレイクの一番の原因は
「頑張りが報われないことが怖くて頑張れないなんて、情けなさすぎる!理由が意気地なしすぎてひどいぞ!」と言う自分への叱責だった。

面談で大介さんは「頑張れば頑張っただけ大変な思いをしますから、結果に繋がらないことは怖いですよね」と言ってくれたが、私は、この答えに絶望していた。なんて情けないんだと自分を責めたのだ。

というのも、私は、目標に向かって精一杯努力してきたつもりだった。そんな自分に誇りを持っていて、わりと好きだった。
詰めきれないのは自分の能力が足りないんだと、最後まで走り切れることも才能で、私にはその才能がないから仕方ないんだと、でも努力できる事は頑張ろう思っていた。

でも違った、自分で諦める事を選んでいたのだ。しかも理由は完全なる保身!自分が傷つかないため!なんて情けなくて弱いんだろうと、自分で自分が許せなかった。
数少ない自分の誇りが、根本から偽物だった、と言われたように感じて耐えられなかった。

もし、この答えを誰かから提示されていたら、その人に反発して無視して終了だったと思う。が、残念ながら自分の口から出た言葉なので、真実であると受け止めざるを得ない。残酷でも逃げ道がなかった

感覚的な話になるが
信じられない!この腑抜け!」と自分を責めて、怒って、傷つける自分と、
だって怖いんだもん仕方ないじゃん!」と自分を守りたい自分と、
人生の要所要所で致命傷じゃん、どうするのこれ…」と不安に思う自分

が、カウンセリングで刺激されて、喧嘩し始めてしまったのだろう。意見も感情も三者三様だが、実際の私には頭も体も一個しかないので、中でみんなが喧嘩し出して混乱してしまったのだな、と思った。

また、紙を読み進めてみると、転職だけではなく妊娠・出産のことについても結構書いてあった。

実は薄々勘付いていたが、その時の私は子供を持つと言うことにネガティブな感情が強かった。妊娠も出産も未知の世界で踏み込むのが怖いし、自分の命にもリスクのあること。
子育てはそれこそ失敗が子供の死につながるかもしれないなんて責任重すぎだし、自分のキャリアに確実に響いてくる存在。
正直、私の子供が欲しい理由の第一位は、夫が欲しがっているから、夫を喜ばせてあげたいから、と言う状況だった。
産んだところで、責任とかキャリア関係で、子供可愛いって思えないんじゃないか?という思いもあって不安だった。
だったら産むだけ産んで、ベビーシッターとかにあとよろしく!でもいいんじゃない?とも思ったが、自分が愛情をかけてもらったこともあってか、産むからには私が責任持って幸せにしてあげたい!という気持ちもあり大変厄介な感じになっていた。

ここに来て転職以外にも出てきた問題点。さらに、とっても根深そうな「努力が報われないのが怖くて挑戦できない」という問題点。分かったなら解決策を思いつくかも、と1人でちょっと考えたりもした。内省得意だしね私!

…結果、何にも浮かばなかった。

そもそも自分1人では問題点にも気づけないレベルにあった問題。だから、漠然と身動きが取れなくなっていたのだ。その先のことを自分でなんとかしようとしたって、そもそも解決策の調べ方すら知らないのだ。あきらめるとかではなく、これは本当に1人では無理なやつだ、と思い知った。ただし、これが確実に分かりそうな手段がある。

そう、POSIWILL CAREERだ。

「僕たちなら理想の人生を探すお手伝いができます」という大介さんの言葉が蘇る。

料金はめっちゃ高い。でも、払えなくはない。お金さえ払えば、この生きづらさが、漫然と身動きの取れない今の状況が、解消できる可能性がかなり高い。

そして、何より、ここまで効果のある自己分析は、「劇薬」なんだと今回のメンタルブレイクで思い知った。

自分の心を自分でここまで引っ掻き回すなんてまずできないし、自己流でこんなことしたら無駄に自分が傷つくし、効果もわからない。
効果が高いからこそ、プロの技術が必要なんだ、と思った。
そして、正直もう、心が掻き乱されすぎて疲れました。もう降参です。助けてください!お金なら払いますから!
…これが1番だったかも。笑

そんな白旗をあげる気持ちで、ポジウィルキャリアを始めることを決断した。ただ、転職以前の問題が大きすぎると感じたので、とりあえず1ヶ月のコースを申し込んだ。

ポジキャリに申し込んだ本当の理由

という訳で、私がポジキャリに申し込んだのは、頑張ったら変われそう!なんて明るく前向きなものではなく。

降参しますので助けてください!!!

と縋り付くような決死の決断でした。

ここできちんと断っておくと、大介さんにいじめられた訳ではありません。笑
大介さんがカウンセラーとして仕事をした結果、私を精神的に支えていた部分にクリティカルヒットする結果が出ただけです。

途中でも書きましたが、この時の私は既に自分を追い込みすぎていたんだと思います。
新しい事に挑戦しようとして不安もいっぱいなのに、その気持ちに無理矢理蓋をして、今頑張らなくてどうする!と無理矢理進もうとしていた。

薄々、無理をしているのも感じていました。でもちょっとぐらい無理しても、目標があれば大丈夫だと思っていた。
私は努力すれば、目標を達成できる人間」だから。

でも、そんな心の支えが、誇りが、カウンセリングで揺らいでしまった。私は、保身のために、満足に努力し切ることができない腑抜けだと分かってしまった。

大介さんはそんなこと言っていません。あなたは努力できる人だと言ってくれました。

でも、私がそう思ってしまった。精一杯努力できる人間だと思っていたのに、本当は自分の保身が一番大切な腑抜けだと。自分で自分に失望し、自分を信じられなくなってしまった。

そして、自信が揺らいだ私は、一度全てが壊れてしまった。

でも、私は、ここで壊れて良かったなと思っています。
ここで壊れなければ、私は自分の不安に向き合えなかった。
ここでもう無理!ってならなければ、私はポジキャリに申し込めなかった。

ポジキャリでは受講中、心理学について学べる動画が見れます。おぼろげですが、その中にあったんです。

「何かが始まる前には、必ず終わりが訪れる」

誰の心理学論とかは全く覚えていないのに、ここだけ覚えているのは、きっとこの経験があったからです。

大介さんは、自分で自分の首を絞めている私を終わらせてくれたのです。
そして、その苦しみが終わったから、私は自然とポジキャリを始める事が出来た。

大介さん、本当にありがとうございました。

最後に

なんと!本編の体験記より長くなるという!笑
まあでも、そのぐらい大きなきっかけだったんです。

こんなに劇的な事が誰にでも起きるのかは分かりません…というか、あんまりあってはいけませんね。怯えないでください、大丈夫です!笑

むしろ、無料カウンセリングだけでも気づきがあって良かった、という口コミはよく見ます。

ちなみに勧誘は全然しつこくないですし、必要なさそうな人には、あなたは大丈夫だと思います!って言ってしまうとの口コミも見た事があります。

気になった方は、お気軽に無料カウンセリング受けてみてはいかがでしょうか。
何かが変わるかも知れません。

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