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めんたいこのAI検品事例から郷愁の「さくらご飯」を思い出した話

幼い頃、福岡に住んでいた私。
時折、「めんたいこ」が食卓に上り、うっすらとご飯にまぶして食べていました。白いごはん茶碗いっぱいに広がるピンクのめいたいこの粒々が、まるで満開の桜のようで、「さくらご飯」と呼んでいました。

小学校に上がってしばらくしたある日のこと。
父の仕事の都合で他県に引っ越すことになり、その後、「さくらご飯」は、ピタリと食卓に上らなくなったのでした。

当時は、「めんたいこ」は、「梅干し」「のり」に匹敵する、とは言わないまでも、割とメジャーなご飯のお供と思っていたので、「なんでだろう?」と不思議でした。福岡が、めんたいこの有名な生産地であることを知るのは、もう少し先の話となります。


そんな昔の話を、「福岡のめんたいこの会社様が、製造ラインの検査にIBMのAIを使っている」という記事を見て、ふと思い出しました。

▼AIが見抜く特上タラコ 明太子のやまや、IBMと共同開発https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC147LK0U3A610C2000000/

たらこは、工業製品ではなく天然水産物なので、1つとして同じ形のものはないのだとか。それを7段階のグレードに分けて、贈答用 / 加工用など 用途を決めているそうです。これまでベテラン作業員の方でないと対応が難しかったグレード判定や、異物確認にAIが活用されています。

あの時の私が食べていたのは、当時 ベテラン作業員の方が仕分けして、贈答用より少し下のランクで地元に出回っていたものなのだったのかなぁ、と、想いを巡らしたのでした。


時を2023年に戻し。
11月21日開催のIBMイベント「福岡てくのフェス」でも、やまやコミュニケーションズ様の事例講演を予定しております。

・日時:2023年11月21日(火)15:00〜17:30(開場14:30)
・場所:日本アイ・ビー・エム株式会社 福岡事業所

お申し込みを希望される方は、下記の宛先までご連絡ください。
(先着20名様)

日本アイ・ビー・エム株式会社 デジタルセールス事業部 : 能塚 麻代
E-mail:e34215@jp.ibm.com

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