技術だけでは人は救えない
今日は、キャンセルすると嫌な態度をする受付の職員さんがいる病院のお話をします。
私は心の病から身体も充分に動かせなくなり、体力・筋力は落ち、代わりに精神安定剤の副作用の「太りやすい薬」の影響を受け、摂取し続けた結果、別人級になるほど太ってしまいました。過去に余裕で着ていたショップの服も全て入らなくなりました。
その内、過去に腰痛になった経験があったせいか腰痛で立てなくなるほどの激痛が走るようになり整形外科に通うことに。
1年近く通ったのですが、季節ごとで体調が悪くなり、何度かキャンセルせざるを得ない状態に。身内と通っていたため予約を「いつでも大丈夫」といって任せてしまっていたのも悪かったのですが、いざ当日キャンセルとなった時に、「私がやっておこうか?」と自ら言う身内が、なんだか不安げな表情をするように。
「言うの嫌そうだな…」と申し訳なく思いながらも、今日は気候の変化で風邪気味にもなり下手に咳やくしゃみなどして迷惑かけるのも嫌だと思い、「行かないどく」と伝えると、「キャンセルすると嫌な態度取られるからあまりしたくないんだよね…。」とのこと。
ほったらかしていた私が言える立場では無いかもしれないけれど、なんだそれは。気をつかって言わないでいたのであろう事実。そんなの気使わずに言ってくれれば上手く対処したのに。悪いことしたなぁと申し訳なく思いながらも
受付の人達の態度が私に対して常に不信感を感じる態度であったのも頷けた。
そんな風に身内が言われるのであれば、最初は無理してでも行こうと思ったのだけれど。逆にそんな心持ちの人達が居る場所に行っても心身共に癒されることはない。例え設備が整っていても。
そもそも、受付というのはそこの看板と言ってもおかしくない、なんてよく言われている。その看板が、目を逸らしたまま受付をして会計をして。1年間その対応を私は見てきた。気分良くはなかったけれど私がそういう態度にあうのは、まあ、良くあること。
ただ、それを私が鬱で障害者だから
「気づかないだろう」
とでも思っていたのだろうか??
私はHPSが元々高かったこともあり、空気が嫌になるくらい読めるタイプだからこそ、最初っから
「受付の人雰囲気わるっ!」
と思っていた。
しかし、さすがに私のせいで別の人が辛い思いをするのであれば話は別で、先程私の方から直接
「どうもそちらはキャンセルに厳しい、とのお話を聞きまして、私も持病がありキャンセルせざるを得ないことがあります。お手数をお掛けしますのでそちらには2度とかかりません。」
と受付の方に直接お伝えし、1年の付き合いは終わりを迎えたのであります。
施設は良かったんだけどなあ…マジで。
技術と施設がよくても、そこにあぐらをかいていれば救われるものも救われない。
今回もひとつ勉強になった経験でした。
私は傷心でもうお菓子も喉を通らないので、アイスでも食べます。
それではまたいつか。