未来を先取る
変革を早める早めることで得られるもの。
それは、「余白」です。
では、「余白」とはなんでしょう?
大々的に家の中を片付け、必要のないものを処分したとき、棚やクローゼットなど収納部分に空間ができます。
これが家の中の「余白」です。
人間の意識の中の「余白」も同じです。
意識の中にある必要のないものを片付けると生まれます。
では、「余白」が生まれるとどのような効果があるのでしょう?
たとえば、飾り棚の空いたスペースが生まれると、その空間に置く何かを想像して楽しむことはありませんか?
それは、以前から欲しかったものを置いたイメージにワクワクすることかもしれません。
または、その空間に何か置こうと、新たにイメージすることを楽しんでいる状態かもしれません。
このように、「余白」ができると「未来」の何かに対するイメージを楽しむ余裕ができる。
これが、余白ができたときの私たち人間の素直な感覚です。
これは、意識の片付けによって生まれる「余白」にも同様なことがいえます。
そして、これが「余白」が生まれることの効果です。
つまり、未来というものをイメージしたときの感覚を先取りながら、この先の人生を楽しむことができるようになってくるのです。
スケジュールがパンパンに詰まっていて、やることがいっぱい。
つねに仕事が忙しくて、目の前のことをやるだけで精一杯。
このような状況では、未来のイメージを楽しむ余裕はありませんよね。
おさらいになりますが、今1度確認しておきます。
未来のイメージの感覚を先取るには「余白」が必要である。
その「余白」を作るためには、自分の内側の革命による意識の変革が必要である。
ここからは、このことを念頭に進めていきます。
では、未来のイメージの感覚を先取るということとは、どのようなことでしょう?
簡単にいえば、意識の変革により新しい意識を獲得し、今までと違う意識で受け取った「やりたいこと」「好きなこと」とつながり、人生を楽しんでいくということです。
では、新しい意識とは何でしょう?
意識の変革によって、自分にかけてた制限か解かれることで、「できない」と思っていたことが「できる」に変わります。
これが、新しい意識です。
「余白」ができると、何か新しいものを取り入れたくなりますが、新しい意識でなければ、今までと同じようなことを繰り返すことになります。
けれど、変化した意識で受け取ることは、今までの枠の中(頭の中)には無いことなので、自分の新しい人生が始まるともいえるのです。
つまり、今までと違う意識で受け取る「やりたいこと」「好きなこと」につながって、実際に行動していくと、今までとは違う、自分のための人生を再創造していけるようになるのです。
では、今なぜ人生の再創造が起こっているのでしょう?
次回へつづく。
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