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余白を楽しむ

4月に入って大掃除をした。
大掃除というより、部屋の模様替え、家具の分解、家具の大移動といった方がいいかもしれない。
ま、一括りにすると、大断捨離か。
その後、リバウンドすることもなく、早2ヶ月。

リバウンドどころか、スカスカの棚に何かを入れる気にもならず、空間だけがある状態。
たった一つ飾ったものといえば、何度直してもフレームの中でズレている友人からいただいた絵。
やっと気に入ったフレームを見つけたというのに、そのフレームの中で絵が泳ぐ。
両面テープで内側から貼るのが嫌で、厚紙を挟んでみたりしたものの、気づくとズレている。
「自由でいたい私の心の表れか」なんて思いながら、時々直す。(時々かーい)

4月の大断捨離以降、家の中に空間(余白ともいう)があることが、この上なく心地よいことに気がついた。
まず、ズボラな私にとって、とても掃除がしやすい。
極力ホコリを溜めたくないくせに、面倒くさがりの私にとって楽に掃除ができる。
見えないものは、ないものとして扱う私にとって、必要なものが見通せるということは、無駄な買い物が減る。(ないと思って買いがち)

そして、何より、我が家の猫どのが楽しそうに棚に登る。ご満悦なのだ。
それを見ている私も、ご満悦。
私がズボラなままでも、我が家の住人(猫だけど)が楽しそうに家の中で過ごせること、それが嬉しい。

きっと、フレームの真ん中に居たがらない絵も、余白を楽しんでいるのだろう。笑
(なんともご都合主義である)

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