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フランス大学院修了とその先

先日、論文の口頭試問が終わり、フランスでの2年間の大学院が修了しました。

この2年は、言語の壁をはじめ、挑戦の連続でした。

大学院入りたての時は、周りはフランス人しかおらず、言語の壁に打ちのめされ、辛くてほぼ毎日泣いていました。

徐々にコースにも打ち解けてきたけど、やっぱり差別的な嫌な出来事もあったし、ハッキリ言って楽しいことよりも辛いことの方が多かったです。

でも大学院の授業、そしてインターンで現地企業で働き、大学院を無事に修了できたこと、本当に嬉しく思います。

支えてくれた夫、娘に感謝。彼らがいなかったら頑張れなかった。
そして周りの人にも恵まれました。大学院一年目で、フランス語まだまだの私を、経験を見込んで雇ってくれた前の上司。
私が困っていたら助けてくれた同じコースの仲間、そして教授達。
2年目にインターンを受け入れてくれた上司と、私のことを気にかけてくれる、助けてくれた同僚たち。
色んな人に支えてもらい、この2年間の大学院生活を無事に修了することができました。

約10年前、日本の大学院で、研究室に篭って実験漬けだったあの日々も大変だったけど、
フランスでのこの2年は、フランス語または英語で、色んなプロジェクトに終われ、ほぼ徹夜でやって翌日発表みたいなギリギリな日もありました😅

2年前、「大学院に入るなんて、なんて無茶なことをしてしまったんだろう…」と毎日後悔していました。
今は、その2年間を乗り越えた自分をとても誇らしく思います。

卒業後ですが、今年インターンで働いていた会社で継続して働きます。この2年間色々と大変だったのもあり、フル勤務ではありませんが、自分なりにまた頑張っていきたいと思います!

2020年10月のコロナ禍、夫の駐在にともなって娘と共にフランスにやってきました。フランス語はゼロからでした。
そして4年後のいま、フランスの大学院修了、現地の企業就職まで来ることができました。
もちろんまだスタート地点。

何が言いたいかというと、
もし、今やってみたいことがあって、無茶かなって思う事だとしても諦めずにやっていけば、何とかなるってことです。

いま自分のいる環境で、やってみたいことがあったら、それに向かって突っ走ったら、最初は多少つまづくこともあるけど気づいたらまわりが背中を押してくれて、なんだかんだ行けちゃうんです。

私が高校生の頃から、好きな言葉があります。
正しい道を進むのではなく、進んだ道を正しくする。

何か迷ったとき、しんどい時に、いつもこの言葉を思い出します。正しい道は選ぶものじゃなく、自分でつくるもの。これからも自分の進んだ道を正しいと思えるように進んでいきます🏃‍♀️

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