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毒親からの脱出大作戦 -毒親セルフチェック-

私は去年、人生の一大決心をしました。
それは、親から離れるということ!

なにそれ?って普通の人は思いますよね。
でも私にとっては、本当に大きなことでした。

私の親は毒のある親、いわゆる毒親です

毒親ってちょっと怖いネーミングですよね。
基本的には自己愛の強い親のことを指すみたいですが、私の親って…?と考えている人がいたら、勇気を出して読んでみてください。

私自身、自分の親が毒親だと自分の中で肯定できた頃には結婚していて、子供もいました。

親に心を縛られている間は、なんとなく調べる気が進まない気持ちが本当によく分かります。

だけど、自分の親が毒親と思うことなんて、全然悪いことじゃありません。
むしろ、気持ちが楽になって人生が少しでも上向きに前進したらそんないいことないです。気楽に見てください。


毒親って?毒親セルフチェックポイント⑤

自分の親ってこんなとこあるな〜。って気楽に読んでみてください。

①子供が自分の思った通りにしないと否定する

自分の子供の服装、交友関係、習い事、進路などが親の希望と違ったときに、否定したり責めたりします。

私の場合、高校の進路を決める時に、私は高校卒業後に就職したかったのとパソコンが好きだったので総合学科を希望しましたが、親は自転車通学希望だったので、全否定でした。

電車通学なんて出来るわけない。そんな学校行く価値ない。私が説得しようとすると毎晩声を荒げてくるので、全く話になりません。結局、自転車通学の高校に行きました。

②子供に対して自信を喪失させる

毒親は、子供に対して「できるわけない」「やめた方がいい」「そんなの絶対ダメ」と縛り付けます。そのせいで子供は、自分は親がないと何もできない人間なんだと感じてしまうんです。

子供が自立する=自分から離れていくと考えているので、自分なしでは生きられないような支配下に置こうとします。

私の親は、まさにその価値観の持ち主でした。私がいい大人になっても「それをするのはダメ」と言われたり、副業を始めた時なんて「私はもう必要ないのね」と言われましたから。今思えばなんでそうなる?って感じなんですが、支配下にいるうちは到底気付けないものです。

③子供に責任を負わせて罪悪感を感じさせる

「子育てがあったから〇〇ができなかった」「子供がいて経済的にきつかった」など、謂れのない責任を負わせます。親からそう言われると子供は、自然と親の言うことを聞かなければいけない、逆らってはいけないという気持ちが生まれます。

私の親は、私が高校生の時に正社員で数年働きました。職場での人間関係に悩んだ時、しきりに言われていたのが「あなたたちの学費のために働いてる」という言葉でした。
私がいなければ働かずに済んだ。当時の私には罪悪感しかありませんでした。

今私はフルタイムで働きながら子育てをしています。大変な時も辛い時もありますが、子供を責める気持ちは到底出てきません。何故なら、この世に生まれてくることを一番最初に望んだのは子供本人ではなく、私たち親だからです。

④子供に対して何でもしてあげようと過保護になる

過保護な毒親の特徴は、自分が子供に対して何もかも手をかけてあげることで、子供にとって自分は必要不可欠だという自己肯定感を求めていることです。自分が必要とされなくなったと感じると、急に悲観的になって同情を誘ったりします。

そのため子供も親の手を借りないと申し訳ない気持ちになってしまいます。自分が自立して親から離れていくことが親不孝なことだと勘違いしてしまうんですよね。

私は妊娠初期ひどい悪阻で、その頃よく親の手を借りていました。その時の親の口癖が「子供って大人になってからの方が手がかかるわ〜」でした。そう言われる度に心臓がドキドキしていました。

⑤子供のことを何でも知りたがり過干渉になる

これも要するに子離れができていない状態なんですが、子供の精神状態を常に知りたがり、寄り添うことで安心感を得ているんです。子供が自分の知らないところで何かをしていると、孤独を感じます。

子供の頃って学校での出来事とかよく親に話してましたけど、成長するにつれて子供にも自分だけの世界観が生まれてきますよね。全てを親にさらけ出そうとは思わない訳ですが、毒親にとってはそれが気に入らないんです。

私の親の場合、会社が休みの日にそれを伝えてないと嫌な顔をされてましたね。仕事のお給料、マイホームの金額、休日どこに行ったなど、根掘り葉掘り聞かれるのがわたしにとって苦痛でした。でも毒親は隠されることにも敏感ですし、そもそも昔は、ちゃんと親に言わなきゃくらいに思ってました。



実は、自分の親が毒親だと認めることって、簡単なようでとてもハードルの高い作業なんです。また認めたところで次は、じゃあどうしたらいい?っていう問題になります。

ただ私が言いたいのは、自分の親を毒親と認めることは、

  • 親の前ではいい子でなければいけない

  • 親の言うことに背いてはいけない

  • 親に隠し事をしてはいけない

  • 親の期待に応えなければいけない

  • 自分は親がいないと何もできない

という、長年の呪縛や苦しみから抜け出す第一歩を踏み出したと言うことなんですよ。

私が読んだ毒親についての本にこんなことが書いてありました。

"相手が誰であろうと、自分の心が傷ついていることは紛れもない事実。"

自分が親から何かを言われて辛く苦しい思いをしているなら、その痛みは間違いや勘違いではないです。お腹を痛めて産んでくれた親であろうと、人の心を傷つけてはいけないんです。

ここまで読んでくださりありがとうございました。
私の経験も踏まえて時々書いてみたいなと思います。

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