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久しぶりの外の世界は、眩しくて美しい。

ずいぶん前に書いたnoteが、なんとnote編集部から取り上げてもらっていた。とっても嬉しいし、やっぱり文章を残すことは大事なんだなあ、と思う。多くの方に読んでいただけてとても嬉しい。

今回のコロナの自粛期間、ステイホームになってたくさんnoteが読まれるだろうからいっぱい記事書きたいなあ、と思っていたのだけど、あえて書くことは辞めていた。

だいぶ不謹慎なのはわかっているけれど(医療関係の方、罹ってしまった方、飲食店や観光業などの方、みんな大変な思いをしているのはわかっているのだけど)、わたしの自粛期間は、それはそれは穏やかで、平和で、「何気ない日常」にちゃんと目をむけて、小さいことを幸せと思う心を手にいれた期間だった。

在宅勤務になって、通勤時間がゆっくり洗濯物を干す時間になったこと。窓から見える青空と、入ってくる空気がとても気持ちいいこと。夫も毎日家にいてくれて、一緒にご飯を食べられること。外食大好きマンが、ちょっと料理を頑張ってみてレパートリーが増えたこと。なによりお家が好きになれたこと。

旅行が大好きだし、外出が大好きで土日はほぼ出かけていたのが、意外と家で過ごすのも悪くないなあ、穏やかだなあ、と思えるようになった。(もちろん、旅行行きたすぎるし、大好きなディズニーランドに行きたいしストレスもあるのだけど)(遊びの約束ないと、意外と友達と連絡しないなあ、なんて悩んだこともあったけれど)

それでも。映画もアニメもたくさん観て、本を読んで漫画を読んで。のんびりと過ごすことを徹底した、豊かな時間だったと思う。

そしてようやく緊急事態宣言も明け、ぼちぼちと出社と在宅を混ぜたり、外食してみたり、近場へ撮影へ行ったりしている。気持ちも徐々に外界に向いていった。3ヶ月ぶりくらいの外の世界は本当に美しくて、冬だったのが夏になっていた。タイムスリップをしたようだ。久しぶりにみた東京駅なんか、初めて来た観光地みたいに新鮮で、感動してしまった。

先週末は1時間だけ2駅先の公園へ紫陽花を見に行って、季節を感じられることが尊いことだと知った。外の世界は美しい。
なんだか、視点も感性もコロナ前とは全然変わって、「幸せ」の定義も揺らいでしまう。きっと本当に些細なことが幸せで、穏やかな時間を大切に、なんでも新鮮な気持ちで喜べるのが幸せなんだろうなあ。

まだまだ世界がどうなっていくかわからないし、不安も大きいけれど、得たこともたくさんある。悪い意味でも、良い意味でも、コロナ前には戻れない。新しい生活様式、なんていうけれど、少しでも穏やかな幸せがみんなのもとに訪れますように。

気持ちが嬉しいです!ゆるゆるスローライフを楽しんでいきましょう♡