パートタイムワーママがうつ病になった話⑩終
まよです。
前回のお話はこちらからどうぞ。
今回は最終回、ついに初診、そして診断です。
それではどうぞ。
症状をまとめた紙をもってメンタルクリニックに行きました。
診察室に行くとかなり高齢なおじいちゃん先生がいました。
紙を渡すと、先生は「はい/いいえ」で答える簡単な質問の紙を渡してきました。
そして、用紙を渡すと「うつだね」と言われました。
そのあと血圧測定や採血、触診などをしてもらいました。
「どうしてここを選んだの?」と聞かれたので、「母が昔ここに通っていて…」というと、昔のカルテを引っ張り出してきてくれました。
そして「家庭環境が悪かったね。」「こういう人はうつになりやすいんだよ。」と言われました。
「パニック発作みたいなのもあって…」と言うと、「うつ病でもパニックが起こる人もいます。」と言われて、「眠れているのにうつ病なんですか?」と聞くと「うつ病の症状で寝すぎる人もいるんです。」と。
私ってうつ病なんだ…と思ったら自分の苦しさに名前がついてどこに進めばいいのかわかったような安心感がありました。
甘えじゃなかった。
夫に「うつ病だって。」とLINEすると「まぁ、そうだろうな。」と意外な反応。
もっとびっくりすると思ったんですけど、夫はさも当然な態度でした。
もう一度診察室に呼ばれ、お薬の説明をされました。
始めてもらったお薬は、セルトラリンとアルプラゾラムでした。
家に帰ると急に力が抜けて、そのまま横になりました。
もう「つらい」って言っていいんだ、と思いました。
そしてその日から、うつ病患者としての治療が始まりました。
以上が、パートタイムワーママがうつ病になった話です。
3年分の情報なのでダラダラ長かったですね。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
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