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わたしが抑うつ神経症になった瞬間


こんばんは、まよです。
今回は私が抑うつ神経症になった決定的瞬間についてお話ししたいと思います。

あれは18歳の11月11日(ポッキーの日だったので覚えてました)。
私は家にスマホを忘れたまま仕事に出かけてしまいました。

そのときは何も考えず普通に「うわ、忘れたー」と思っただけでした。
家に帰ると母が超不機嫌で。
なんだろうな、今度は何で怒られるのかな、って思っていました。

しばらくしてから母に「あんたのスマホの中身みたんだけど」と言われて。
ハッとしました。

当時18歳高卒社会人1年目だった私は、成人したら家を出る計画を立てていました。
だから成人するまでは、母にとって都合のいい娘でいようと努力していたんです。
溜まった愚痴をLINEの個人グループに書き込んで。

最悪なことに母はその個人グループを見ててしまったのです。

数時間怒鳴られました。
何を言われたかは覚えていません。
ただ、娘が忘れたスマホの中身を当然のように見て、当然のように「中身見たんだけどあれ何!」って怒れる母の神経が信じられなくて。
今までの頑張ってきた努力が水の泡になってしまって。

何かが壊れる音がしました。
何を言って許してもらったのかわからないけど、やっと自分の部屋に戻ってこれて、そのまま動けなくなってしまいました。

一点を見つめたまま何もできなくなりました。
たぶん私の積み重なってきた不満がついに上限に達したのだと思います。

今までは「死にたい」という気持ちもこんな環境にいるんだ、当然の思考だ、と思っていました。
母に感じる気持ちは怒りと殺意だけで、ある意味ポジティブな人間でした。
でもこの時は違いました。

負の感情が大きなどす黒い波のように襲ってきて。
気にしないようにしていると、今度は怒りや悲しみの感情が消えてなくなりました。
ただ死にたい、生きていたくない、それだけを考えるようになりました。
ご飯を食べる気力もなく昼休みは寝るようになりました。

そして1月、限界を感じた私は職場の近くの精神科に飛び込み受診しました。
「抑うつ神経症」と診断され、抗うつ薬を処方されましたが、突然の抗うつ薬に怖気づいて飲まないまま通院もやめてしまいました。


これが初めて精神を病んだ瞬間です。
抑うつ状態って、ほんとうに普通の落ち込みとはレベルが違いますよね。

それではまた、時間のある時に過去の話をしていきます。
またねー。





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