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会社に退職報告したものの、宙ぶらりんの1週間

私の仕事初めは1月8日(月)、極寒の韓国からでした。

2023年の年末まで働いて、1月1週目をお休み。そこから仕事に戻って一日目にパソコンを開いたらたくさんのチャットがすでにあって、あ~という気持ちとともにスタート。

順番にチャットを返していたら、あるオーストラリアの営業から「この契約書、緊急だからすぐに承認して!」と連絡が。

「先週は休んでで、今日が初日なのにすでに”緊急”なんだね(笑顔の絵文字)」みたいに返したところ、「先週の水曜日から連絡しているのに働いていていないなんてConfusedだった」みたいに返されて、

1月の初週を休んで復帰した初日に”緊急”の契約書があったら、営業のスケジューリングの問題だ、と思いつつ、言ってもしょうがないので粛々と仕事を進めなくてはいけない。

Q4(10月から12月)は会社にとってもっとも重要な時期で、わたしのような契約書を承認する立場の人は12月は休みをとってはいけないことになっているので、1月初めは契約書承認組はお休みをみんなでとるし、とりますよーと前々から言ってあったにも関わらず、初日から追われる感じに、

「もう、辞めよう」と腹落ちして、その日に上司に「ハッピーニューイヤー。わたし、辞めます。」と伝えたのです。

アメリカ系IT企業では異例の22年勤続という上司は、慣れっこなのか「あ、そう」という感じであっさり終了。

次の日にAPACのトップにも辞めることを伝えて、気持ちは晴れ晴れ、営業に何言われてもへっちゃら~、と浮かれていたときに、上司がもう一度話しましょう、と。

浮かれた気持ちで話していると、上司から「今不満に思っていることがなければ考え直すか」と言われて、なければそりゃ考えるよね、と思ってYesと言ってしまったのが間違い。浮かれているときに話してしまったのが、そもそも間違い…。

1月8日に追いかけてくる営業がもし「先週お休み取っていて復帰初日のところ悪いんだけど、○○の理由でどうしても今日中に契約書を承認してくれない?」みたいに言われたら、しょうがないなー、ってなるですが、だいたいがただ自分の契約書は緊急だから今すぐ承認して!系の依頼ばかり。

一回言われるくらいどうってことないですが、四半期ごとに200くらいの契約書を承認するので、責められて追いかけらるたびに自分のHPが減っていって、もやもやした2023年を経て、いまHPがほぼほぼ0にしたのが1月8日の営業。

さて、さらにもう一度APACのリーダーとも話しをして、これこれをするから改善するよ、というのですが、するわけない、と思いつつ

やっぱり辞めます、とはっきり言いきれないのは、①給料がいい、②残る場合日本にリロケーションするが、日本の生活が気に入るかもしれない、③シンガポールのコンドの解約にリロケーションの契約書を求められるのかが分からない、の3点がぐるぐる気になってしまっていることと、休むとHPがちょっと戻るから。

とりあえず、③で契約書を求められなかったら、辞めて無職になって日本に帰ろうかな。


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