はじめてのインターネットはお笑い芸人のネタ披露のようだった


#はじめてのインターネット

電話回線・・・
ジーゴゴゴジーゴゴゴ
インターネットをすると呼び出し音がする時代

いまから25年前の悪夢はいまでも忘れない。。。
回線をつなぐために四苦八苦
1週間夕食も作らずに接続に取り掛かっていた
今の時代のパソコン設定やネット接続など
わたしには魔法に思える

当時私は インターネット概論、Windows、
Office製品のテキストを作る作成の仕事と
専門学校でパソコンのインストラクター
大学でコンピュータ概論を教えていました

その当時は
まだまだ一般にはパソコンがなじみが無く
インストラクターも数が少なく
パソコン自体が知らない事ばかりで
初心者スタートでした

東京プリンの「パソコンしぐれ」を聞けば
その当時が分かると思うのですが
50歳以下の人にはまずその光景が思い浮かばないと思います!

まず、
1.ワープロとパソコンの違いを見分けられない人が多かった
2.用語が理解できなかった
 ・デフォルテ、オペレーション、デフラグ、コマンド
 ・クリックはみんなわかりました
3.ダブルクリックが出来ない人が多かった
 ・おじ様たちはダブルクリックが出来ず。。。
 ・常にショートカットが出ている
4.クリックの練習
 ・右クリックと左クリックの使い分けが出来ない
 ・どの指でクリックするか、そこから指導
(人差し指で左クリック、中指で右ですよ~)
5.デスクトップの画面のアイコンを「指」で押している
 ・「押して」というと画面を押す
 ・すでにスマホを予測させる動きがあった
6.質問したくても何と言っていいかわからない
 ・パソコンはいま、どんな状態ですか?
  「えーっと、窓側の机の上に置いています」
7.インターネットの設定が出来ない
 ・モデムってなに?
 ・アドレスって自宅の住所?番地?
8.メールを送りました!
 ・メールを送ると「送りました」と電話してました
9.入力ミスを認めない
 ・「せんせ~パソコンがおかしいです」(いえ、あなたの問題です)
 ・方言には対応していません!
 (医院→えいんと入力し会陰が出てくるとPCのせいにする)

こんなお笑い芸人が笑い話をしているような事が
実際に起こっていたのです!!!!
家の夫は40代後半でのパソコン講座にまったくついて行けずに

「ねえ、(あ)が出て来ないんだけど・・・」と
IMEの日本語入力の切り替えさえ出来ずに
しょっちゅう仕事中にピッチに電話が来ていました


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