真夜中のわっしょい
0.ラブレター現象
深夜外が真っ暗になったとき、眠気と同時に創造性が豊かになる。単純に思考力が落ちて、素直になって、センチメンタルになるだけである。言葉は共通であっても100%意をかえすとは限らない。立場が違えば可愛くも見える。
1.昼間との対比
逆に昼間はじっくり考えて冷静に書いてしまうから、どこか面白みにかける誰かの二番煎じになりがちである。いやn番煎じか?このようにして、深夜にわっしょい、わっしょいして文を連ねる。どこまでかけるかはわからないけれども。
2.消えるもの
深夜ここで思いを伝えているからか、不安を除いて過去へのしがらみが消失してしまった。一ヶ月前あるいは一年前にかけただろう、話せただろう言葉はどんどん記憶から失われていく。なんだか気を吸われている気分にさえなる。文字数も当初に比べて大分減った。
3.虚無
文を書き連ねることは忘却への手がかりなのかもしれない。このことに最近恐ろしさを感じるようになった。六畳一間で悶々としていた私は正真正銘の虚無になってしまったのである。
4.わっしょい
空虚な私はなんとなく音楽を聞いて、脳を騒がせた。わっしょいわっしょいと。歌詞に書かれたわけでもないのにである。何も無くなったと錯覚したものは、代替品を得るべく新たな道へ一歩を踏み出したのである。わっしょいわっしょい、
慈悲をください、、、!