2020年のサヨナラ

今年もあと1週間を切った。
ふと立ち止まると一瞬と感じるけれど、今年を総観すると長くも感じる不思議な1年だった。

ざっと1年を月間表示するとこんな感じである。
1月:ナンバガのライブを見に札幌に行く。
2月:ウィーンに行く。
3月:四国に行く。
4月:在宅勤務が始まる。新人教育に手こずる。
5月:肺気胸になる。28歳を迎える。
6月:記憶になし。
7月:山形に行く。
8月:野球見に行く。仕事でトラブる。
9月:記憶になし。
10月:富山に行く。
11月:遊び相手に溺れる。
12月:新潟に行く。

もしかしたら例年も振り返ると同じかもしれない。けれど、今年は何度振り返っても記憶がない月が多すぎた。

10月下旬、美容院に行ってから1ヶ月ほど調子が良い日々が続いていた。
それまでもう小学生の頃から悩まされてきた心の底にある負の感情が消え去った。
あれはなんだったのだろうか。
結局1ヶ月後には元通りだけれど。

例年は野球やライブのついでにどこかに観光することが多かったけれど、こんなに旅行らしい旅行をたくさんした年は初めてだったかもしれない。
不謹慎ながら、今年の運はほとんど旅行で使ったと言ってもいいほど、様々なことからすり抜けた。

在宅勤務のおかげで休日だけマスクをして外出しているが、ここ最近は息苦しさを感じるようになった。
電車酔いをして外の空気が吸いたくなってもマスクを迂闊に外せない。
心が狭くなっている世の中に慣れてはきたが、たまに息苦しくなるのだ。

2021年はどんな一年になるだろうか。
先が見えないから、目標など立てられるはずもない。
少しでも未来が明るくなればいいなと願うクリスマス。