映画「人生はビギナーズ」哀しい人と哀しい人が出会う時
ボーイミーツガール物語、家族の話、人生とは、犬がかわいい、そんな映画をお探しでしたらこちら。
監督、脚本はMike Mills、90年代に数々の企業のCMを作ったり、アパレルブランドのグラフィックデザイン(X-Girlのあの女の子、といえばハッと思われる方もいるんじゃないか)、バンドのMVなどを手掛けた有名人、私はこっちしか知りませんでした。
ある時、長編デビュー作のお知らせを、ファッション雑誌の映画紹介で知り、「こ!この人は!」となった。デビュー作はThumbsucker 「サムサッカー」2005年に公開。私はDVDで観たのだけれど、こちらもおススメです。
(ちなみにこのThumb sucker、当初、親指をしゃぶる、指しゃぶりの人、という意味だと思っていたのだけれど、今調べてみたら俗語として他の意味もあるみたい…それが、a serious piece of journalism that concentrates on the background and interpretation of events rather than on the news or action; a think piece.
日本語だと、think pieceは
新聞などで小難しいトピックの為の’解説記事’と訳されるよう。
俗語用の辞書というのがオンラインであり、そちらでも検索すると、色々他にも出てきました。)
実は、この作品より後に公開された20th Century Women「20センチュリー・ウーマン」という同監督の作品(2016年)もあり、そちらも好きなんだけど、わたしの一番はやっぱりこちら。
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はい、ここからが本題。Beginners「人生はビギナーズ」は2010年に公開。
監督の実話をベースに作られた、と知っていたので、とにかく公開を楽しみにしていました。
当時、映画館に足を運び、終焉後、一人でほわーっとなりました。音楽を聴いて「これは私の為の音楽だ」なんて中二病を患うことはあったけど、この映画を観た時も、そんな感覚を覚えました。
パンフレットもイケていた。(そういえば、昔はよくパンフレットを集めていた。カナダでは、パンフレットって見ないな…日本も同じかな、デジタルの時代になって廃れてしまった文化なのかな)
主役がユアン・マクレガー(私の中ではトレインスポッティングの人だけど、恐らく人によってはスターウォーズの人だったり、ムーランルージュの人だったりするだろう)
トレインスポッティングはいいよね。ぶっ飛んでていい。観たくなって来た…うちのパートナーが恐らく受け付けない類の映画…
そして、そのお父さん役が、クリストファー・プラマー。私の人生で一番好きな映画、サウンドオブミュージックの大佐。ハンサムな人ってずっとハンサムなのね。
(こないだ、カナダでサウンドオブミュージックを観る機会があって、と言っても年始らへん。その際に彼が今、私の住んでいるカナダ、トロント出身と知る。運命♡←違う)
あと、他に出ていらっしゃる俳優さんたち、全員素敵。
あ、冒頭で言った犬、気になられてます?というか、長くてすいません。もう終わります。
犬、が多分3番目に重要キャラクターです。いや、4番かな、5番目?そこはもう、見て頂いて。
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