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ミドルシニアの学び直し意欲を高めるためのステップ〜まずは趣味イキイキ層から


ミドル・シニア(35歳〜64歳)の学び直しの実態を調査し、学び直す意欲はあるのにできていない「口だけ層」と、趣味の学びだけの人にスポットをあて、どうすれば趣味だけの人を学び直し層にもっていけるかを考察した、ユニークな調査が公表されました。

パーソル総合研究所と、産業能率大学の共同研究で、全国の就業者35~64歳の男女、最終学歴高卒以上の36,537名が対象です。

30代後半がミドルシニアの範囲にはいるのが個人的には衝撃的です…

まず全体像として、学び直しや趣味の学びをしている人たちは、全体の22%ほど、となっています。

やる気はあるけどやっていない口だけ層が3割弱、やってないしやる気がない層を「不活性」としてわけているのも特徴的です。

ここを分ければ、だいぶアプローチが変わってきそうですよね。
不活性層はかなり手強いとしても、口だけ層にはうまくアプローチをすれば成果につながりやすそうです。

今回は、いちばんハードルの低そうな、趣味だけ学ぶ層を、どうやったら学び直し層にもっていけるかについて考察がされています。

では、何が、趣味だけ学び層を学び直し層に変えるのか。

仕事と興味関心の一致度、キャリアのセルフアウェアネス(自己認識)が、このように学び直し層を増やしていく、とあります。

そのためにはどんな対策が有効かについての詳細も提示されています。

社員に積極的に学び直しをして欲しい、と思う場合は、まずは趣味でいきいきしているひとに、ここからが狙い目かもしれません。

調査には、学び方4タイプ、コミュニティ参加型、広く浅く型、一人で気まま型、一人でコツコツ型の類型資料もあり、自分の年代はどれが多いかなどもわかります。

私は一人でコツコツ型のようでした。

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