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骨折入院⑨ クラスター炸裂!

今回は陰々滅々は内容になってしまいました。苦手な方はスルーお願いします。

週末に同フロアでコロナ発症者が出た。そして9月11日月曜日にクラスター発生。新株かどうか、経路はどうかなどわからないことが多い。

入院患者は入院の直前にCPR検査を行うので、スタッフや面会人、業者など他の経路が推測される。しかし、業者も直接接触しないように工夫されているはずだし、面会も面会室で15分程度とされている。それでも侵入してきてあっという間に広まった新株(おそらく)の感染力はすさまじい。

私の同室者も月曜朝に発熱・頭痛などの症状を訴え、さっそくコロナとインフルエンザの検査が行われた。結果は1時間ほどで判明するとのことで、1時間すぎても知らせがないので、陰性だったのだろうと話していたさなか、コロナ陽性の報告があった。

その同室者は当日退院予定だったのだが、予定どおり退院できないのではないかと私たちは危ぶんでいた。しかし、予定通りどころかむしろ予定を早めて退院してほしいと言われ、驚く。

病院としては、退院予定の軽症者を長く引き留めておきたくないのだ。本来の治療が終わった者は、なるべく早く退院するのがいい。さらには、退院予定ではない人も、院内にいて感染のリスクを冒すよりは、早めに退院するのがいい。

治療の終了目途がたたない感染者はフロアの一角に集められた。個室・大部屋ふくめて10名程度か。ベッド数60ほどのフロアで、2日・3日で10名もの感染者が出たわけだ。これがどの程度ひどい状況なのかは、わからない。

私たちは一夜明けるごとに、今日も生き延びた感(笑)を味わっている。人狼ゲームみたいだ。症状は軽くてすむかもしれないが、呼吸に問題のある私などは、感染・発症したら再度、苦しい呼吸を耐えなくてはならない。足を動かせない状況でこれはつらい。他の人たちも何かしら治療が必要だから入院しているわけで、それにコロナ・インフルが加わったら、生死の問題になりかねない。

そんな気がするのは、心配し過ぎだろうか。
週末に2~3人発症者が出て、月曜日に一気に増えたが、火曜日は発症者はいなかったそうだ。明日はどうだろう。全員のCPR検査を行うとの噂が流れている。

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