2月のある週の中学校教員

先週は何をしたか覚えていないほど忙しかったが、そもそも忙しいのは先々週からだった。

学年末テスト作成とその採点。木曜日にテストを実施したらその日のうちに2クラスは採点をし、金曜日に返却。その日の午後は教育委員会の研修会。土曜日はサウナに行ったり、友達と遊んだりし、日曜日は部活に顔を出した後、残り3クラス分のテストの採点をした。

そして、先週はテスト返却をし、そのデータやそれまでのデータをまとめて成績を付けた。今回は、3学期の分を出した後、すでに出してある1、2学期分と合わせて学年の成績にする。

その作業と並行して、来年度の校内研修の計画の手直しをする。前回の会議で校長からアドバイスをもらった内容を付け足す。水曜日には、今年度最後の校内研修があるので、それに向けて学習アンケートの結果やスライドを完成させた。とにかく無事に校内研修を終えられるかが、当面のプレッシャーだった。結果は、校内研修ってさほど期待されていないな、という感じでつつがなく終わった。

木曜日は、参観会があり、水曜日は懇談会のために資料を作成。簡単なアンケートをとり、その結果をまとめた。

金曜日は、成績提出に向け最終チェック。その週の生徒指導のまとめを2件校務ソフトに入力して終わった。

加えて、片頭痛が発症し、体調不良にひいひい言いながらの勤務だった。我ながら休めばよかったのになーという日もあったがなかなかその隙間もなかった。

と、ここまで思い出すのもなかなか苦労した。頭が痛かったなーとかは覚えているが、前の週の休日の過ごし方はまるっと忘れていたのだ。ちなみに金曜日は19:00過ぎには退勤して、軽く食事をとった後レイトショーに行った。ビールとポップコーンを買って、予告を観ていたらここまでたどり着けた達成感と開放感で笑いが溢れた。しかし、「ハスラーズ」の女たちは思っていたより脆くて、切なくなってしまった。



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