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封印と解除の話

さて、今日もオカルト的な話をしてゆきましょう。
魔法の話の1つとしても大事な話なので、書いてゆきますね。

「封印」というものを皆様ご存知でしょうか。
どんな人でも実は最低1つは持っているこの「封印」

「え?私も持ってるの?」

そんな風に感じますよね。
実はあるんです、最大の封印は「過去世の記憶」
これは新しく生まれた魂でなければ大体持っています。

封印といえば「孫悟空の頭の輪っか」なども有名ですし、体の中に何かの存在を封じ込めるなんてのも封印の1つかもしれません。
何がしかの存在を封印した場所・・なんていうのもありますね。
怨霊が荒人神となってお祭りされるのも、ある種の封印かもしれません。

封印とは決して悪いものが封じられているというのではなく、良いものでも人間にとっては強すぎるために、エネルギーを抑えて手を貸していただくために行うものもあります。
神社仏閣なども考え方によっては「封印」に近い面もあるのではないかと思うところです。

この封印ですが、解いてはいけないものだってご存知でしたか?
例えば過去世の記憶という意味で封印があったとします。
しかし、過去世は1つとは言い切れず、もしも封印を解いてすべての記憶が蘇ったとしたら、おそらく精神が持ちません。
故に、記憶を持っているものは生まれた時からその封印が「ない」わけです。

まあ、この場合でも幼いときにはすごく大変でしょうけれども。

また、人に与えられている「封印」には意味があり役目があります。
それを「開花のために」とかで勝手に開いてしまったら、どうなるでしょうか。
封印は「封の印」と書きます。

アダムとイブの息子であったカインも「誰においても傷つけられることがないように」と封印をおでこに示されたとあります。
その封印が解けるのは己が行ったことを反省し、自分から自由にならねばなりません。

人の手で開けてはならないものとされているのです。
自分で開けるのは別ですよ。
神がおわす場所や何がいるかわからない場所の封印などは人間が手にしてはならないものです。

その昔、人間が封じたとしても開けるのは良くないものなのですよ。
もし、そこにいるものがいいものだと勘違いして開けてしまったとしましょう。
100年(程度だと封じ方残ってるかな)に何人もの術師がそれをしたとして、今何で簡単に開くのかといえば、封印自体が劣化している場合もあります。

もちろん持続させるためにいらっしゃる神使の方もいますが、当事者でない場合弱くなるのは良くある話です。
そこへわけもわからず「封印ならとこう」とかいうことをしでかして、出てきたもの自体が劣化しているとは限りません・・むしろ悪いものだとしたら妖力が溜まりまくって大事になります。

でも、封印はできないことでしょう。
だってやり方も知らないし、エネルギーも足りないのですから。
前回の記事でも書きましたが、年々この次元の世界はエネルギーという意味での思念や力が弱まっている・・・あるいは活用できにくくなっています。
先人たちは「それも仕方なし」と見守ります。

「どうにかしなくては」とはあまり考えないんですよ。
理ならば流れゆくのも大切なものとして考えていますから。
無論、命に関わることなら誰よりも真っ先に動くのですけれどね・・・

このように、封印は誰かが誰かのものを解除するのは御法度です。
解除の仕方を教えて自分で努力して開くのであれば問題は少ないでしょう。

そして今世生きていくにあたり、能力を封じているということはほぼありません。
芽吹にくいという場合は、環境や考え方、生活の中に足枷がある場合がほとんどです。
それにおいて「能力開花」の方法は有効です。
封印を解くのではなく、芽吹くように水をあげるかのように他の方のエネルギーをお借りするのですから。

そして中には、本人も知らない「開けてはいけない封印」を持っている場合もあります。
これは私も友人も持っていました・・その上で、それぞれにおいて開こうとした人らがいます。

本人以外封印は触ってはいけないのですが「良かれと思って」とやらかすことでその人が崩壊したらどうでしょうか・・
本人の許可があればいいというヒーリングワークではないのです。

「理由があって封じているもの」は本人が学んでいき、開く要素を持っているのであればいつしか開きます。

触らぬ神に祟りなし・・・これはどの世界においても通用する言葉かと思います。
そう、複雑な鍵と同じで丁寧に細かく時間をかけて開くべきものが開くのです。
誰でもができるものではなく、それは決められた人がいるのです。

「自分自身」

これが契約された開手と言っていいでしょう。
開いて・・これは良くないからと・・・閉じられると思いますか?

とっぴんぱらりのぷぅ

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