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天からのギフトを受けとろう

毎年10月はドキドキします。

静岡の祖母の家にあるナツメの木に、実がなるかならないかが分かる月だからです。

ナツメの枝に対して実がつきすぎると、木の負担が大きくなって、その年は良くても翌年に実がならないこともあるし、

鳥にたくさん食べられたり、大雨で落下してしまうなんてこともしばしば。

だから毎年ぶじに育つかなぁと遠くから祈っています。


そんな今年は例年にも増して大豊作!

このナツメの木は、今は亡き祖父が植えてくれたもの。

思い返すと祖父は、一人でナツメを収穫していつもナツメ酒を作っていました。

当時の私は、まだ植物療法とは無縁で、全くその価値が分からず興味を示すこともありませんでした。

今だったら、そのナツメ酒にどれだけ愛とパワーがこもっているかが分かります。

祖父と一緒にナツメ酒を飲みながら、色んなことを語りたいな、と想像すると涙が出てきます。


そんな祖父の背中を追うように、私もいつの間にか植物のことを仕事にしていました。


その姿を祖父に見せることはできなかったけれど、こうしてたくさんの実りを受けとるとき、

祖父が天から応援してくれているんだな、
今の自分の道を信じて進んでいってもいいんだな、
と背中を押される想いです。

私たちは、故人に対して
「もっとこうしてあげれば良かった」と
後悔をしたり、自分を責めてしまいます。

でも、罪悪感を持つ必要はないのかもしれません。

きっといつでも傍で見守っていてくれるから。

そして、節目節目で励ましのメッセージを送ってくれているのでしょう。


ナツメの木を植えてくれた祖父と
自然界の恵みに
心より感謝を込めて😌🙏🏻🌿

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