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運転する“私たちのキャリア”

育児と仕事、私と家族。この2つは「両立」ではなく「両輪」で考えたい。
育児があるから仕事を頑張れている感じがするし、仕事があるから大らかに子どもたちとの時間を過ごせている感もある。

3男児育児は基本カオスで目まぐるしい、でもこの塩梅が自分には合っている気がする。こういった心境なので、私はなるべくワーキングマザーでいたいと思っています。


いちワーキングマザーとして日々働く中で感じるのは「両立なんて難儀なのに、育児も仕事も家事も、おまけにキャリアアップまで、ナチュラルにお母さんにいろんな負荷を課していくよな〜」ということ。

キャリア支援に従事していた前職での出来事。とある大学の講義にて「女性のキャリア」について語りだすと、男子学生の関心がサーーーっとひいていく。「…ということを、未来の奥さん、未来の部下が直面し、悩む可能性は大いにあると思いますので、男子学生の皆さんも頭の片隅に入れておいてください。きっといい旦那さんになれますよ、さらにはスピード出世できるかもしれません。」とダメ押しして、とりあえず聴いてもらう。

私は女子学生だけに聴いてほしかったんじゃない。


育児も家事も、お互いの特長や仕事とのバランスを捉えながら、「できる人がやる」じゃだめなのだろうか。

自分に仕事や働き方の理想があるように、パートナーや他の家族にだって同じようにキャリアプランや夢がある。その上でひとつ屋根の下で、同じ釜の飯を食っているという事実。

ここは「女性のキャリア」と言わず「ファミリーキャリアバランス(家族単位でキャリアを考える)」という考え方をしたい。

と、常に思っています。


家庭の中で「個」を尊重する、自分の世界観を大事にする。皆がそうありたいと願っていたら、難しいことではないはず。「個」を尊重し合うことで可能性が広がること、他人の「個」を期待しすぎないことで伸び伸びできること、あるのではないか。

例えば夫のキャリア戦略をじっくり聴いていたら、飲み会で帰りが遅くなっても「そういえば来年には昇進したいって言ってたなぁ。ということは、上司にごますりしていたのかな。」なんて思えたら、ガミガミが減るような気がしませんか?

自分が思い描くキャリアを、社内面談や研修で披露することはもちろん大事。でも、一番大切なことは、一番身近な人とたくさん話すこと、応援し合える関係作りではないかと思っています。

一緒に考え、手を取り合い、築くことができるキャリア。

一人で考え築くよりも、より楽しく心強いものになる気がしてなりません。行き先の選択肢も自ずと増えそうです。


こちらのnoteでは3男児とのライフ、保育というワーク、大好きな読書についてゆるりと書いていきます。

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