急性期の私について

今回は、鬱の症状が一番重かった「2018年10月~12月」の急性期の記録を残していきます。

鬱は「急性期・回復期・再発予防期」に大まかに分けられます(他の言い方もあるようですが)。大塚製薬株式会社さんのサイトが読みやすく分かりやすかったので、シェアしますね。

【すまいるナビゲーター】
https://www.smilenavigator.jp/utsu/about/

私は2018年の9月末から休職し、新しい薬の投薬と休養をスタートさせました。夏頃に違和感を感じ始めた頃と比べ物にならないくらい身体と心が重症化していました。

▽主な症状
・食欲がほとんどなく1ヶ月で5㎏減
・罪悪感からの何かしなければという焦燥感
・他人への恐怖感
・電車に乗れない
・テレビの音が騒音にきこえるので観られない
・わけもなく不安で苦しい
・存在価値を感じられない
・喋る気力すらない
・身体(特に足)が重く歩行困難
・易疲労(立っているだけで疲れる)

鬱の症状でよく「不眠」が挙げられますが、夜眠るときは彼氏が手を繋いでくれたのでそこまで眠れないことは不思議となかったです。寝つきの悪さや、中途覚醒・早朝覚醒はありましたが、睡眠薬は一度も服用せずに済みました。

補足:睡眠薬は悪い薬だとは思ってません。眠れないのはとても辛いので改善するためには一時的に服用するべきだと思ってます。私は初めての鬱のときは毎晩飲んでいました。けど常用化してしまうと効き目が悪くなってしまうんですよね…

この頃は情けなくて苦しくて早く元通りになりたいと考えてばかりで、毎日毎日泣いてました。死にたい日も少なくなかったけど、それを実行に移すことはありませんでした。でも消えてしまいたいという感情は常にあって、生きることは辞めれないのでどうしたらいいのか分からなかったです。

また、身体と心はボロボロなのに何かしないといけないという気持ちが強く、外出できないのでAmazonで食材を注文し彼氏のためにカレーを作った日もありました。過剰すぎる責任感と義務感が余計に自分自身を追いつめていました。その頃の日記を見ると「食欲がないのに食事を作らないといけないのが苦しい」とあって今となれば、なんでそこまでムリして…と悲しくなってしまうけど、そうでもしないと罪悪感に潰されてしまいそうだったことを思い出しました。

毎日どのように過ごしていたかについては、薬と病気の影響なのか細かいことを思い出せませんが、色を塗ったり色彩の本を眺めるとなぜか気持ちが落ち着いたので、毎日色鉛筆を机に並べていたことは覚えています。そして疲れては眠って彼氏の帰りを待つという先が見えない毎日にひたすら耐えていました。

年が明ける前には、短い時間であれば外出できるようになったり食事の喜びが戻ってきたり、本当に少しずつですができることが増えていきました。
それからは良くなったり悪くなったりを何度も何度も繰り返しながら、寛解まで約1年半かかりました。

環境や症状によって寛解までに至る年月も違ってくるので、私より長い期間ずっと病気で苦しんでいる方が私のnoteをみて焦ることなく、少しでも穏やかな日を過ごせることを願ってます。

次回は回復期についてのnoteにしようかなと思っています。私は回復期もとっても苦しかったので、同じ病気の人に少しでも読んでいただけるよう頑張って書いてみます。

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