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人の一生に関わる愛のシャワー“オキシトシン”♡本能に沿う“お産”のお話

先日は、ご近所さんの
兵庫県丹波篠山市垂水にある「まめの木 」さんへ。

まめの木は、子ども達が生きる力を遊びから学ぶ
インターナショナルデモクラティックスクール です。
http://sasayamaschool.ciao.jp/sasayama-freeschool/

今回の訪問は夏休み中で、
オーナーの源さんとアンナさんご夫婦、そして2人の子ども達。
いつもよりもとても静かでした*^^*

↑ジン君はいつもどおり一人賑やかやけど♬わら

でも今回はそれで良かったのです。

わたしたちの目的は、
“病院出産”、“助産院出産”、“自宅出産”、
を体験しているアンナさんに「お産」についてお話を伺うことだったから。

(これから子どもを産むに当たって、出産の選択肢に関心があるお友達と2人で向かいました♬)

あえて自然豊かな田舎を選んで住んでいることもあり、
お産も出来たら自然に備わっている自分の力、赤ちゃんの力を大切に
自然出産をしたい派のわたしたち。

でも命に関わるリスクも伴うことがあるし、
本を読んで情報収集中でありお勉強中なのですが、
実際の実感する部分ってどうなんだろう?と
アンナさんにお話を聞きに行ったわけなのです。

出産は主には、

1、病院で産む出産
2、助産院で産む出産
3、助産師さんに付き添ってもらいながら自宅で産む出産
4、自分たち(例えば親族だけ)だけで産む出産


の4種類があると。
(ヒプノバースや水中出産などの選択肢はまたおいおい考えていきたいと思います^^)

アンナさんはこの1〜3を制覇しているということなのですね。

お腹の中にも今もう一人赤ちゃんが♡
あっ
一番上のお姉ちゃんは飛行機に乗っておばあちゃんの所へ行っているそう♬
現在4人目がお腹の中ということですね*^^*

前提として、
アンナさんのケース♡ということですが、

まず
病院での出産のおはなし。

医師とその場で関わる看護師さんたちの連携がうまくとれていないところがあって、「こうしたい」と事前に伝えていたことが直前で変更になりストレスになった部分があったそうです。
また赤ちゃんと生まれてからすぐ別れなくてはならなくてそれが悲しくて泣いていたアンナさん。

助産師さん付き添いでの自宅出産のはなし。

助産師さんが1時間かかる遠い土地から来るということで、
連絡をしてから到着するまで時間がかかり、最初自分たちだけで産むことになるのかとバタバタドキドキしたそうです。
上記の理由に関しても、
また“自宅で産む”、ということに関しても、
パートナーや親族との意思の疎通ができてないと心配をかけることがある。
アンナさんには周りに心配をかけて申し訳ない気持ちがあったそうです。

そして
助産院での出産のはなし。

出産前後に入院ができてよかった。
家にいると何かと目に映って気になって動いてしまうから。
ご飯も美味しかった。
また、色んな出産現場に立ち会う研修生の子達が
「幸せなお産を見たのは今回が初めて。病院では悲しいお産しかみてなかった。」と話したそう。

***

これを聞いた私は、

助産師さん付き添いでの自宅出産の場合は、
・助産師さんもなるべく遠方ではない対応がすぐできる方を見つけておくこと。
・周りの人の理解を得ることや意思疎通が容易い関係を作っておくこと。
・そういう安心して産める環境にしておくこと。

を思ったのと、
初めての出産だし、まずは何かと心配は少ない助産院がいいかなあ
という気持ちになった。
また、助産師さんのいない自分たちだけで自然出産をされた方にもお話しを伺う機会を持ってみたいな♬

そんな感じだったかな*^^*

アンナさん本当にありがとうございましたm*^^*m♡

***

ここから少しまめの木に行く前までのはなし***

人間という哺乳類として、
子孫を繁栄するために、
子どもを産み育てる本能機能
自然に身体に備えられていると思うので、それをまずお勉強してみたんです。
そしてそれを自然に発揮できるお産が望みだと***

私は信頼ホルモン"オキシトシン"の重要性に着目しました。

自然な陣痛→順調な分娩→産後の子との愛着形成
の一連の流れを良好にしてくれるのは、
目には見えないオキシトシンホルモンが放出されていることが鍵なのを知りました。

受精して、お腹に赤ちゃんを宿してから、
お母さんの身体の中で、
出産、産後に向けてオキシトシンを沢山分泌するための準備が始まっています。(妊娠期も徐々に分泌量が増えています)

ここで、オキシトシン自体どんなホルモンかというと、、
人に対して
信頼感
安心感
親近感

が持てるようにしてくれるホルモン♡
心の絆を結びやすくするんですね。

また
ストレスに強くなり、(免疫力の向上にも)
”幸せだ”と感じる幸福感を持てること

などが言えます。

人間って巧妙に出来ていて♡
人間が人に安心し、信頼感を持って協力し幸せに生きる土台は、
お母さんとの関係の中で良好なホルモン分泌によって行われていると!!!

お〜なんと神秘。。。

そう思うと世の女性ってみんな御神事をしてる女神のように感じてきました。
後天的にあれやこれや教え込まなくても、善悪を教育しなくとも、
(↑極端な言い方だけども)
お母さんからこうした形で伝達さえ受け取ることで、幸せに生きる人を増やせるのですから***

今日本の殺伐とした人間関係や社会の在り方の側面は、
このオキシトシンホルモン分泌がうまくいってないからという見方もできるところなんだそう。

関連でこういった本も出ています。

愛着障害 子ども時代を引きずる人々 (光文社新書)
岡田 尊司


経済は「競争」では繁栄しない 信頼ホルモン「オキシトシン」が解き明かす愛と共感の神経経済学 /ポール・J.ザック【著】,柴田裕之【訳】

妊娠・出産・産後での母子の間でのこのオキシトシン分泌の仕方によってオキシトシン受容体の”ベース”ができて、大人になってもそれは変えることが出来ないそうで><
つまり、
大人になってから、
触れられたり、嬉しい気持ちになったり、心地良い音を聞いたりすることで反応して分泌されるオキシトシンの量は、
幼い頃の母子との間で出る量が決まる
ということなのだそうです。

そう思うと日本を平和にするためにも意識していきたいところですね***

話を戻して、
出産時のオキシトシン分泌は、

・陣痛を自然に起こす
・恐怖や痛みに打ち勝てるよう導く
・信頼感が人に対して増すので必要なことを頼れるように導く
・出産後の大量出血の予防になっている
・産後の愛着形成(赤ちゃんに向けて微笑んだり、話しかけたり、親としての自覚と行動で心の絆を作る)の促進

などを担ってくれています。

では、
出産時のオキシトシンが分泌されやすい環境というのは?
というと、

・大きく賑やかな声や物音などがなく、囁くように優しく話しかけてもらえること
・時間的制約がなくゆったりできる環境があること
・プライバシーがあること
・孤独感を感じず安心感に包まれる人たちとの環境であること
・明るい照明よりも薄暗がりの中
・少し汗ばむくらいの暖かい場所


ということが挙げられます。

産まれた後にすぐ赤ちゃんと触れ合う
早期母子接触ができることも♡
(特におっぱいに触れてもらうことに意味あり)
産後のお母さんの出血を防ぎ、
お母さんとして子育てすることのスイッチが入ることになります。

***

オキシトシンホルモンからお産を紐解くと、
人間という哺乳類の神秘に触れている気持ちになりました♡

オキシトシンの愛のシャワーに包まれて、
母子ともに幸せなお産が
自分もしたいし、日本に増えることを願います♡***

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